今日は、
不登校の子に対して

なぜ早めの対応が大切なのか
をお伝えします。

私は、息子が
学校に行けない日が
増えきた時

最初に相談したのは
スクールカウンセラーでした。
そこで言われたことは

様子を見ましょう」

様子を見ても待てども
息子の様子は
何も変わらなく

次に市の発達センターへ行き
そこでも
「お母さん、エネルギーが貯まるまで
待ちましょう」と言われ

最後の頼みの綱と思って
受診した児童精神科では
「不安が強いので
不安を和らげる薬を
出しましょう」
という対処療法でしかなく

様子を見ても
薬を飲んでも
何も息子の様子は
変わらなかったのです。

実際に個別セッションでも
同じように
「様子を見ましょう」
と言われ

「具体的なアドバイスは
貰えなかった・・・・」
のでもう、相談することを
やめました。
そんなお話を多く聞くのです。

お話を聴いてもらえることで
お母さんの心が軽くなるのでしたら
もちろん相談されることを
おすすめしますが


ここで一つ考えてほしい
ことがあります。

本当に様子を見るだけで
子どもの状態は
回復していくのか?

脳科学の点から
紐解いていきましょう。

不登校の子どもたちは、
怠けているわけでも
やる気がないわけでもありません。

多くの場合、
学校でのストレスが
積み重なり、
脳が強い不安状態に
なっています。

この状態のとき、
脳の中では何が起きているのか。

不安や恐怖を感じる
脳(=扁桃体)の働きが強くなり

✔考える
✔言葉にする
✔行動する

といった
前頭葉の働きが
低下してしまう
のです。

つまり、

「どうしたい?」と
聞かれても答えられない。


「頑張ろう」と
思っても動けない。

これは意志の問題ではなく、
脳の状態の問題です。

ストレスがあることが
問題なのではなく、
ストレスを処理できない状態に
なっていることが問題だ

ということです。


この状態のまま時間だけが過ぎると、
脳は回復するどころか、

「学校=しんどい場所」
「人と関わる=怖い」

という反応を強めていきます。
だからこそ必要なのは、

 

脳が安心できる状態をつくり、
ストレスを処理できる状態に
戻していくこと。

脳は、
安心すると落ち着き

思考力が働き

選択できるようになり

行動できるようになる

この順番で回復していきます。

実際に、
小学4年生の不安の強い
Tちゃんもそうでした。

小学3年生の後半から
登校しぶりが続いていましたが

4年生のG.W.明けから


朝の支度はするものの
「学校に行けない」と
涙が止まらなかったり

玄関で固まってしまう。
登校してもすぐに戻ってきてしまう。

とうとう完全不登校に
なってしまいました。

最初はスクールカウセラーに
相談し、言われた通り

「このまま待つしかないのかな」
と感じていました。

ですが、

ただ様子を見るのでは
何も変わらないので

発コミュを受講し
無理に登校させることは
一切、やめてもらいました。

その代わり
Tちゃんが

安心できる関わりを増やし
Tちゃんがやっている行動を
そのまま認める声かけを
かけ続けたのです。

すると、
張りつめていた状態がゆるみ、
少しずつ表情が変わり、

1か月後には
外に出られる日が増え、

4か月後には
登校できるようになりました。

ここで起きていた変化は、
根性でも、
気合いでもありません。

脳が安心を感じ、
もう一度動ける状態に
戻った
ということです。

不登校支援で
本当に必要なのは

脳の回復ステージに
合った関わり
です。

特に、

✔不安が強い子
✔繊細な子
✔本音を言えない子

こうした子ほど、

早く安心の土台をつくることで、
回復のスピードは大きく変わります。

もし今、
「もう少し様子を見た方が
いいのかな?」

と迷っているなら、
こう考えてみてください。

脳は、時間では回復しません。
安心できる関わりによって
回復します。

そして、そのスタートが早いほど、
子どもが苦しむ時間も短くなります。

今は止まっているように見えても、
安心の土台が整えば、
子どもは自分の力で
必ず、動き出します。

今日はここまで!

 

 

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