お母さんの笑顔が発達障害の子の脳を発達させるのです!

発達障害を受け入れられないお母さんだからこそ知ってほしい、お母さんの笑顔がお子さんの脳を発達させることができるということを!
 
 
 

発達障害という言葉が受け入れられなかった

長男が幼稚園の年中さんになる前に発達障害と診断されました。
私は、その言葉を受け入れられずに
どうにかして障がいを治したいと
考えていました。
 
 
 
今となっては、障がいは病気ではないので
治すものではないとわかるのですが当時は必死でした。
 
 
 
治してくれる病院はないかと探し
 
 
 
右脳を活性化させれば
障がいが治るという幼児教室にも何年も通い続けました。
 
 
 
 
脳の悪い物質をデトックスするためのサプリメントを購入し
 
 
 
眼球の動きが良くないと言われ
片道1時間半もかかる病院へ通い
ビジョントレーニングを毎日続け
 
 
 
 
体幹が整っていないと言われたら
私は息子とマラソンを続け
一緒に縄跳びの練習をしました。
 
 
 
 
私は息子の障がいを治すためならなんだってやる覚悟でいました。
 
 
 
こどもの体に良いと言われる食事を毎日作りました。
 
 
 
しかし、私が頑張れば頑張るほど
息子のトレードマークの笑顔がなくなっていったのです。
 
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長男との間にできてしまった大きな溝

 
私と長男の心にとうとう大きな溝ができてしまったのです。
まるで、反発しあう磁石のようでした。
 
 
 
私の顔は般若のごとく険しくなっていったのでしょう。
 
 
 
息子は、そんな般若の顔をした私を見ると、
怯える様になってしまいました。
 
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あるとき、私が長男に
「お昼ご飯ができたから食べよう!」と声をかけても
うんとも、すんとの返事がありません。
 
 
再度、声をかけると
5歳の息子は、泣きながら訴えてきたのです。
 
 
 
「ママと一緒にご飯は食べられない
ママ、笑って。ママの顔をアンパンマンの顔に変えて」
 
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その長男の言葉を聞いて、私はその瞬間泣き崩れました。
 
 
 
 
長男を抱きしめ
「ママが悪かったね。ごめんね、ごめんね。」
と2人で号泣したことを今でも覚えています。
 
 
 
発達障害の息子の事を受け入れられなくてもがいてもがいていた私。
 
 
 
息子に教えられたこと。
それは障がいがあろうが、なかろうが
「ありのままの僕を受け入れて欲しい」
ただ、そっと見守って欲しかった。
 
 
 
 
ただ、私に笑顔でいて欲しかった。
ただ、それだけで良かったのです。
 
 

ママの笑顔は脳を発達させる

それから10数年後
私が発達科学コミュニケーションを学び
 
 
私の笑顔が子どもの脳の発達にとても大切だということを知りました。
 
 
 
実は長男は14年も前に私に教えてくれていたのですね。
 
 
 
発達障害の子育てに不安を持つお母さんはたくさんいらっしゃるでしょう。
子どもの脳を伸ばしてあげたい!
そう、願うのであれば
まずは、毎日、お子さんに笑顔で話しかけてあげてくださいね。
 
 
 
明日はどんな顔でお子さんと接しますか?
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