親子の信頼関係を作って3ヶ月で不登校を卒業した息子

毎日のポジティブな声かけの積み重ねでで、不登校キッズの枯渇したエネルギーが溜まり、子ども達は自分で一歩を踏み出すのです!

 

様子を見て、不登校は良くなるのだろうか?

 

次男が小学4年生になったとき突然、学校に行けなくなりました。

 

最初、月曜日に行けなくなる。

 

次第に週に2日間行けなくなる。

 

1ヶ月ほどすると毎朝、頭痛や腹痛を訴えとうとう毎日登校できなくなりました。

2458641_s.jpg

私は、次男がなんで急にそんなことになってしまったのか?わけがわからなくて、担任の先生、スクールカウンセラー、医師、思いつく限りの方に相談しました。

 

言われたことは「勉強も問題ない」「お友達トラブルもない」「様子をみましょう」でした。

 

ただただ様子を見るだけでこの子は学校に行けるようになるの?

 

私にはどうしてもそうは思えませんでした。

 

担任の先生に迎えにきてもらい、学校へ連れて行ってもらったこともありました。

 

でも、次男は自分の席でうずくまって1日を過ごしたと先生から伺い、私はそんな次男を
見たいわけではない!心の中で叫んでいました。

 

無理矢理連れて行くことはこの子のために全くならないと漸く私は気づいたのです。

 

私の手で不登校を乗り越えようと決意した!

子育ての本を読みあさり、次男が自信をなくしてしまっていること、エネルギー不足であることだけはわかりました。

 

もう1度、子育てをやり直そう。そう決意してフルタイムの仕事を辞め次男に寄り添って、4年生の夏休みを過ごしました。

 

具体的には、当たり前と思われることも徹底して肯定していき、記録に取っていきました。

 

JAXAのイベントに行ったり、科学館に行ったり、色々体験をしに行きました。

 

そして、夏休みの自由作品に次男と一緒に作ったのが戦艦が大好きな次男とアイス棒を500本使って
作った戦艦です。

 

それが、こちらです▼

IMG_2595.JPG

 

1週間くらいかけて、二人で作った大作です。全長80㎝くらいでしょうかできあがったのが8月31日。

 

次男が不登校になって3ヶ月。苦しくって辛かった3ヶ月。

 

このアイス棒戦艦ができあがると、次男が「ぼく、明日から学校へ行くね!」

 

そう、自ら行くことを決め始業式の日にこのアイス棒戦艦を持って元気に登校できたのです。

 

私が、「学校へ行きなさい」と登校刺激をしたわけでは決してありません。

 

 

発達凸凹キッズを育てていると、当たり前のことが当たり前でないそんなことにたくさん遭遇してきました。

 

子育てで1番大切なことってなんだと思いますか?

 

 

私は、親子の信頼関係を作ることだと思っています。

1868370_m.jpg

信頼関係のことを心理学ではラポール形成と言います。

 

脳科学を学び、信頼関係があるから、お母さんが我が子の脳を発達させることができるのだと合点がいきました。

 

 

不登校キッズのママにやってほしいたった一つのこととは?

今、不登校のお子さんをお持ちのママ。学校に行けないお子さんのことをダメな子!そういう視点でなく、この子は大丈夫だ。信じてあげてください。そうして、当たり前にできていることを、ただ、伝えてあげてみてください。

 

「歯磨きをしているんだね」

「起きたんだね」

「ご飯を全部食べられたね」

 

そんな小さな小さな行動で大丈夫です。小さな「できた」事実を伝えていくことで、脳に成功体験としてイ記憶させることができるからです。

 

このポジティブな記憶の積み重ねが、子ども達の行動力を引き出してくれるのです。

 

千里の道も一歩から、諦めるのではなく、ここから始めてみませんか?

タイトルとURLをコピーしました