感情を出すことが苦手な子は不登校になりやすい?

HSC(繊細な気質)や
グレーゾーンのお子さんに

共通して見られるのが

感情のアウトプットが苦手
ということです。

たとえば、朝。
靴下をはきながら、うつむく。

声をかけても、
「わかんない」
「べつに」と小さな声。


目には涙が浮かんでいる。

頭の中では
「行かなきゃ」
「でも怖い」
「どうしたらいいの」


と何十もの言葉が
ぐるぐるしているのに、

口からは出てこない。

感情が詰まってしまうんです。

そんな時、脳の中では
扁桃体(不安の脳)が
フル稼働しています。

けれど、
言葉で気持ちを出せないと、

発散の出口がなく、


脳内にストレスが
どんどん溜まっていきます。

やがて、不安を落ち着かせる
理性の脳の働きが鈍り、


「どうしたらいいか考える力」より
「不安を感じる力」が
勝ってしまう。

それが、
「行きたいけど動けない」
状態の正体です。

ここで大切なのが、
感情のアウトプット
=言葉で伝える力。

「うれしい」
「いやだ」
「こわい」
その一言が、
脳のストレス回路を整え、
ポジティブ脳を育てる
第一歩になります。

学校に行けない日が続いるのであれば
ママの焦りからくる
プレッシャーをかける言葉を


お子さんの
感情をアウトプットできるように
脳を育てていきましょう。


言葉の脳が伸びることで
感情の脳も、
行動の脳も
一緒に成長していく
んです。

それが、
不登校を脱出するスタートラインです!

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