さて、学校恐怖症のお子さんが
隠れ持っている完璧主義
について、
今日は一緒に紐解いていきましょう。
お子さんに、こんな様子はありませんか?
✅宿題を間違えると
怒ったり不機嫌になる
✅漢字を何度も何度も書き直す
✅ゲームで負けそうになると
途中でやめてしまう、あるいは怒る!
✅失敗が怖くて挑戦しようとしない
✅友達と比べて
「私はできていない」と言う
このような言動の背景には、
認知のゆがみからくる
完璧主義が隠れています。
認知とは
物事の捉え方、感じ方のことです。
完璧主義の子どもたちは、
できたことよりも
できていないことに
脳の注意が過剰に向く
傾向があります。
たとえば、
テストで95点を取っても、脳は
できなかった5点ばかりを
思い出してしまうのです。
そんな状態が続くと、
自分を責めるクセが
脳に刷り込まれてしまうんですね。
この状態が長く続くと、
脳の中ではストレスセンサーが
常に働きっぱなしになり、
緊張・不安・自己否定が
止まらなくなります。
その結果
✔慢性的なストレス反応
✔学校に行こうとすると体が動かない
✔感情のコントロールが効かなくなる
✔適応障害やうつ状態に進行
といったメンタルの不調に
繋がることもあります。
真面目で努力家な
完璧主義の子ほど、
「もっと頑張らなきゃ」と
自分を追い込み、
休むことにも罪悪感を
感じてしまうのです。
実は、私の次男もそうでした。
中学生で不登校になった時、
「ボクは人生のレールから
外れてしまった・・・」と
涙を流していたんです。
中学生で人生が決まる
なんてことはないのに、
彼の中では
「失敗=人生の終わり」
と強く結びついていました。
でも、
脳の働きを整えれば大丈夫。
完璧主義の子でも、
挑戦できる脳に書き換える
ことができます。
お母さんの力なくして
お子さんの生きづらさを
解消してあげられることができないのです。
完璧主義が
「自分を苦しめる力」に
変わる前に
脳科学でお子さんの
明るい未来を創ってあげましょう!