登校しぶりが長引くと
今までは叱ったりしていたお母さんも、
褒めた方がいいのでは?と
意識される方が増えてきます。
巷にも
「褒めて育てる!といった本が
並びますので
昭和流の「しつけ」ではなく
令和流の「褒める」子育てが
主流になってきているとは思います。
そうは言っても
この「褒め」は
使い方を間違えると逆効果なこともありますし
また、どうやって
褒めていいのかがわからない
と言ったご相談をよく伺います。
%LAST_NAME%さんは
「褒める」というと
どんな言葉を思い浮かべますか?
✅すごい!
✅えらいね!
✅さすが!
✅上手だね!
そのような言葉がパッと
思い浮かぶのではないでしょうか?
実は、この褒め言葉は
デメリットが2つあります。
1つ目は脳に記憶されづらいということ。
人間は97%が無意識に行動
していると言われています。
子どもたちの
無意識の行動に対して
お母さんが
先ほどの「褒め」言葉を言っても
子どもが意識していない行動は
記憶に定着しづらいのです。
「すごいね!」って褒められても
子ども自身が
自分のした行動に対して
すごいと思っていなければ
その褒めことばを
成功体験として
脳に記憶されにくいということです。
ですから
褒めを記憶に残すためには
子どもがした行動を
自分で確認できるような
事実をそのまま伝えると
脳に記憶をインプットすることができます。
では、もう1つ
脳に記憶させるためには
脳の中の
感情の脳の領域を経由させる
声かけをすることです!
脳はその働きによって
8つの領域に分けられます。
①視覚系
②聴覚系
③記憶系
④理解系
⑤感情系
⑥運動系
⑦伝達系
⑧思考系
しっかりと記憶に残すために
感情系の脳の領域を経由させる
声かけをしてあげて欲しいのです。
人から褒められた言葉で
覚えている言葉はありますか?
今の親世代の方で
褒めて育てられた方は
そんなに多くはないかもしれません。
私も親の褒められたことって
そんなになかったとのですが・・・・
今、印象に残っている言葉が
1つだけあるのです。
大学のゼミで
私の書いた卒論を
ゼミの先生が
「これ、いい着眼点をしているわね!
いいんじゃない!」
と褒めてくださったんですね。
その言葉が嬉しくて
変わったのです!
参考文献を読みまくり
それも楽しく
初めて、学ぶのって楽しいと
思ったのです。
今だからわかるのですが
ゼミの先生の言葉が
私の感情を動かしてくれたのです。
30年近く経っても
その言葉を覚えているのです。
まとめると
記憶に残しやすい褒めのポイントとして
①事実を伝える
②子どもの感情の脳を経由する
声かけをする
脳に定着させて