ASDとHSCの子に多い感覚過敏はメンタルに影響される!

今日は
不安が強い子に多い

感覚過敏について
書いていきますね。

感覚過敏とは、
読んで字のごとく


聴覚や視覚、触覚などの感覚が
過敏になっている状態を言います。

✅聴覚過敏
✅視覚過敏
✅味覚過敏
✅嗅覚過敏
✅触覚過敏
✅動きやバランスに関する過敏
 (前庭感覚の過敏)

などいくつか種類があります。

 

感覚過敏があると
日常生活や園、学校などの
社会生活で困り感が出てきます。

実は、この感覚過敏は
メンタルの状態に影響されるのです。

私が小学校で働いていた時
Sくんという4年生の男の子がいました。

視覚過敏があり


校庭で体育があるときは
目を開けられなずに
ずっと下を向いているので

合理的配慮として
サングラスをして体育の授業を
受けていました。

ところが、このSくん。
休み時間に校庭で遊ぶときは

全く眩しさを感じないようなのです。

サングラスがなくっても平気!
なのです。

これはSくんの状態ですので
全ての方に当てはまる訳ではありませんが

生徒さんの中には
今まで、感覚過敏が
そこまで気にはならなかったけれども

登校しぶりや不登校になると
感覚過敏が目立ってきた。
激しくなってきた。

ということがよくあるのです。

メンタルの状態に
影響を受けている訳ですね。

自閉スペクトラム症や
HSCのお子さんは


この感覚過敏をもともと
持っている子も多いですが

ストレスが脳に影響を及ぼして
聴覚過敏や視覚過敏の状態が
引き起こされる場合があります。

ストレスや不安は、
多くの感覚過敏の状態と
関連するのです。

ですから
感覚過敏の症状が
強くなっている

などの症状が見られたら

不安が強くなっている
過度なストレスがかかっている
という可能性がありますので

ストレスを減らしてあげるような
対応をしてあげてくださいね。

今日はここまで。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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