脳を傷つける声かけ、無意識にやっていませんか?

 

 

さて、今日は
私たちがついやってしまいがちな
声かけが

子どもたちの
脳を傷つけてしまうかもしれない
ことについて書いていきますね!

 

 

「あまりにも強く叱りすぎるなど、
子どもの脳に悪影響を与えるのは
間違いない」
と指摘するのは

 

東北大学加齢医学研究所の瀧靖之教授。

 

虐待まではいかなくても
日常的に「不適切な養育」を
受けてきた人の脳を調べると
傷がついて変形していることが
わかったと述べているのは

 

小児神経科医の友田明美医師。

 

脳2.png

 

次男が頭痛、腹痛を訴えて
「学校に行けない」と言って
学校を休む連絡をすると

 

お昼近くになると
元気になっていたので

 

「やっぱり学校に行けたんじゃないの?」
嫌味を言ったり

 

「学校に行かないんなら
自分で先生に連絡しなさい!!と
罵倒したり

 

今、思うと
私がかつて言っていたことは


まさに、
上記の不適切な養育だったと

と後悔しかありません。

 

なぜなら
先ほどの友田医師は

 

親の機嫌が悪いときに
子どもに当たってしまったり

 

子どもは反省しているのに
しつこく叱り続けたりする
ことも
不適切な養育と言っています。

 

不適切な養育の
強度と頻度が増したとき

 


子どもの脳は確実に損傷してしまう
と断定しているのです。

怒る母.jpg

 

子どもの脳を傷つける声かけについて
いくつかご紹介します。

 

その①
感情的になって叱りつける!

 

例えば
「ダメでしょ!」
「何回言ったらわかるの!」

 

こんな言葉は

 

特にADHD傾向の子には
日常的に言われてしまいがちですね。

 

 

その②
ネガティブな言葉をぶつける!

 

じつは「身体の暴力」よりも
「言葉の暴力」のほうが
脳のダメージが大きい
という

調査結果も出ているのです。

 

乱暴な言い方は
私たちも意識できますが

 

例えば
「お兄ちゃんは自分から
宿題をやったのに

なんであなたはできないの?」

 

とか

 

「〇〇ちゃんは
もう、漢字も書けるのに・・・」

 

などと兄弟姉妹で比べたてみたり
お友達を引き合いに出したりして
嫌味を言ってしまうことも
NGです!

 

メルマガでも何度も書いていますが
脳はワクワクしたこと
楽しいことを体験した時に
発達します。

 

ワクワクすると
脳内でドーパミンが分泌され
やる気が湧いてきます。

 

ネガティブな言葉を投げかけられると
もちろんドーパみんは分泌されませんし
やる気も無くなってしまいます。

 

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文部科学省のデータによると
小学生の不登校原因の上位は、

 

①「無気力・不安」
②「親子の関わり方」
③「生活リズムの乱れ・遊び」
の順となっています。

 

不登校の子どもたちの無気力

 

先ほどの親の
ネガティブな声かけ

 

少なからずとも影響をしている
可能性があると
私は考えています。

 

なぜなら
私が、息子たちにネガティブな
声かけをしたことで

 

息子たちの自信、やる気を
無くさせてしまった
自覚があるからです。

 


もちろん

登校しぶり・不登校の原因は

 

発達の特性等
他にもあります。

 

だけれども
お子さんのやる気が減っている

「学校に行きたくないなあ」と
言っている。

 

そんな様子が見られたら
様子を見ていくだけでなく

戦略的に関わりを変えていく
必要があるのです。

発達科学コミュニケーションは
これらの脳を傷つける声かけと真逆の

脳を発達させる
コミュニケーションを
徹底して学んでいきます。

子どもたちの登校しぶり
これは、子どもたちが
もう、頑張りきれないよ!
という心の叫びです。

登校しぶりは困った行動ではなく
子どもたちが困っているのです。

 

 

脳の発達の黄金期だからこそ
適切な関わりで
正しく脳を伸ばし

 

子どもたちに自信を授け

「行ってきます!」
そんな子どもたちの笑顔を
増やしてあげましょう。

今日はここまで。

明日から1週間
また、頑張っていきましょう^^

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

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