今回は、
生活リズムを整える上でとても大事なことを
お話ししたいと思います。
ずばり
朝起きられない原因は、
朝でも夜でもなかったんです!

この時期になると、
お母さんたちからよくこんな声を聞きます。
「入学までに
生活リズムを整えたいんです」
「学年が上がる前に、朝ちゃんと起きる練習をしておきたいんです」
というお声です。
でも、
ここで
少しだけ視点を変えてみてほしいんです。
朝起きられるかどうかは、
実は
朝だけで決まるわけでない!
ということなんです。
子ども、そして私たちも、
寝る前の時間帯に、
その日の出来事を振り返りながら眠りにつきます。
なぜなら、
寝る前の脳は、
とっても疲れているので、
その日あったネガティブ出来事を思い出しやすい状態になっています。
そのため、夜になると決まって、
「今日は、〇〇さんにあんな嫌なこと言われちゃった」
「仕事で失敗しちゃった」
こんな記憶を思い起こしてしまうのは、脳の仕業なんですね。
子どもたちの脳も、同じ状態です。
そのときにもっとも大事なのは、
「今日できた!」
「楽しかった!」
「がんばれた!」
そんな
成功体験の記憶
があると、
脳は安心して休みやすくなります。
反対に、
「また怒られた」
「うまくいかなかった」
「できなかった」
という記憶ばかりが残ると、
脳は緊張したままになり、
睡眠の質にも
影響してしまうことに…

つまり、
朝の目覚めは、
前日の成功体験の記憶で決まる!
だからこそ、
生活リズムを整えるために大切なのは
「早く寝かせること」
よりも、
日中に“できた記憶”を増やしてあげること
なんですね。

・自分で靴をそろえた
・お手伝いをしてくれた
・最後まで遊びきった
そんな
当たり前のことでも、
「できたね」
と認めてもらえると、
子どもの脳には
達成感の記憶
がどんどん残っていきます。
その記憶が、
「今日もいい一日だった」
という安心につながり、
脳を休ませる
スイッチになりますよ!
そして、
しっかり休めた脳は、
次の日の朝、
また新しい一日を
始める力を取り戻していきます。
入学・進学前の今は、
生活リズムを完璧に整えようと
焦らなくても大丈夫です。
まずは、
今日一日の中で
お子さんの「できた」
を見つけてみてください。
その記憶が、
明日の動き出す力になっていきます。
