寝る直前に、
子どもが『明日、学校、休みたい』と言い出した…
どう答えてあげたらいいのかしらと
悩んだことはありませんか?
親子の会話で「眠る力」を育てれば
安心して、夜もぐっすり寝て、
朝の気分もすっきり
「いってきます」と出かけられるようになります。
今回は、
寝る直前の「明日、学校、休みたい」への
対応をお伝えします。
「眠る力」とは、安心してリラックスし、
ぐっすり眠るための心と体の準備ができる力のことです。
自信が充分、備わっていれば
安心して、ぐっすり眠ることができます。
ところが、
不安が強いお子さんだったり
自信を失っていると
✅またあんなことがあったら嫌だな
✅こんなことが起こるかもしれない
✅テストが難しかったらどうしよう
と起こってもないことが頭をめぐり
想像が想像を膨らませることに
なってしまうのですね。
寝る前は特に
気持ちが不安定になりがち。
眠る心と身体の準備が整わなくなります。
それを、
「学校、休みたい」という表現で
SOSを出しているのです。
3月に入り
学校では、1年の学習の集大成。
学習のスピードがあがったり
テストが増えたり!
学習へのプレッシャーから
脳がストレスを感じやすい
タイミングなんです。
そんな時には
3ステップの声かけで
安心と自信を回復させてあげましょう。
まず、
「行きたくないっていう気持ちを
ママに、伝えてくれたんだね。」と
伝えてくれたという行動自体を肯定する
声かけをしてあげます。
これは
今後、悩み事ができたときに
まず、お母さんに相談しようという
気持ちが沸いててるからです。
そして、次に、
気持ちを受けとめます。
「行きたくないって気持ちなんだね」
この時、
「そんなこと言ってないで
さ、寝ましょう」
とか
「体調が悪くないのに、休めないよ」
など
お母さんの考えはのべずに
いったん保留しておくのがコツです。
寝る前は
今日一日頑張った脳も疲れ切っているので
冷静な、理性的な判断ができなくなっているからです。
最後に、温かい飲み物で
親子のほっとタイム
温かいものを冷ますときの
ふ~とはく息が深呼吸の役割をはたします。
呼吸が整うと自律神経が整い
心もリラックスしてきます。
早く寝かせるより
この3ステップで
気持ちを落ち着かせてあげるほうが
結果として、
早く、そして、ぐっすり眠ることができます。
わが家でも
実践済みです(^^)/
最後に、
お母さんに伝えたいことがあります。
お子さんに育ってほしい力のひとつとして
「相談上手」になってほしいと考えています。
子どもは、大好きなお母さんであっても
相談していいものなのか
案外、迷っているお子さんが多いです。
すぐに答えがでなくてもOK!
一緒に悩んでくれるお母さんの存在が
お子さんの安心につながり
睡眠トラブルの解決も早まります。
「素直な気持ちを伝えてくれた」という
行動を肯定してあげてくださいね。