お子さんの人見知りに悩んでいませんか?
今のクラスで友達関係がうまくいっていないみたい
人見知りが激しく、どうやら仲の良いお友達が作れていないみたい
わが子が友達の輪に入れていないと知ると心配になりますよね。
「このままずっと友達ができなかったらどうしよう…」
「学校でひとりになっていないかな?」
「人見知りが激しいのは、私の育て方のせい…?」
そんなふうに不安を感じたり、自分を責めてしまうママもいることと思います。
実は、友達の輪に入れないのは人見知りだけが理由ではなく、不安を感じやすい脳の特性と、ことばの力の弱さが関係しています。
おうちで安心と成功体験を積むことで、不安は行動力に変わり、お子さんは自分から一歩を踏み出せるようになります。
この記事では、本当は友達と関わりたいのに、うまく話しかけられないお子さんが、
自分から友達の輪に入れるようになるために、ママがおうちでできるサポートを、わが家の実体験をもとにご紹介します。
我が家の小学生の娘は繊細で、とても人見知りが激しい子です。
特に新しい環境に入ると自分から話しかけることができず、なかなか友達の輪に入れないタイプでした。
「〇〇ちゃんに話しかけてみたかったんだけど今日もできなかった」
「誰も遊んでくれないから休み時間に1人で折り紙をしていた」
しょんぼりした様子で毎日学校から帰ってくるのです。

心配になった私はつい、こんな声をかけていました。
「お友達できた?大丈夫だから積極的に話しかけてみてごらん」
「待ってるだけじゃお友達できないよ。自分から話しかけないと!」
でも、その言葉に対する娘の返事はいつもネガティブでした。
「うるさい!もうママは黙ってて!」と反発されてしまうこともあったのです。
「うちの子、このままずっと友達ができなかったらどうしよう…」
「学校で孤立していないかな?仲間外れにされたりしていない?」
そんな不安で胸がいっぱいになっていました。
友達の輪に入れない背景に、 「うちの子どうかな?」と思った方は
離れる不安が潜んでいることもあるんです。
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人見知りの小学生が友達の輪に入れないのはなぜ?
人見知りが激しい子が友達の輪に入れない原因は次の2つです。
・不安を感じやすい脳の特性
・ことばの力が弱いこと
それぞれの原因についてここから詳しく説明していきますね。
脳の特性による不安とは?
脳には扁桃体と呼ばれる危険を察知するアラームのような働きをする部分があります。
恐怖や不安といったネガティブな感情に深く関わり、感情や行動をコントロールする上で重要な役割を果たしています。
人見知りが激しい子はこの扁桃体が敏感であることによって、ちょっとした相手の表情や声のトーンなどにも強い不安を感じてしまうのです。
そのため、お友達になってみたいけど怖そうと感じてしまいなかなか声をかけることができないのです。
ことばの力が弱いとどうなる?
お友達と話をするにはコミュニケーション力が必要とされますが、人見知りが激しい子はことばの力が弱く、自分の考えていることや言いたいことを伝えることに苦手さを抱えています。
何して遊ぶ?と聞かれても、自分は何をしたいのか伝えることができないとそこから関係が発展していきませんよね。
そのため、お友達に話しかけることをためらってしまうため、なかなか友達の輪に入れないのです。

では、お友達に話しかける時に感じる不安を解消し、人見知りを克服するためにはどうしたらいいでしょうか?
実は、集団生活で自分から行動を起こすために必要な力はおうちで育てることができるんです!
先ほど説明してきたように、人見知りが激しく友達の輪に入れないのは脳の特性からきているもの。
気合いや根性で解決できるものではないですし、お子さんの心の弱さや甘えでもありません。
大丈夫!話しかけたらお友達になってもらえるよ!と無理に話しかけさせようとしたところでできるようにはならないのです。
大事なことはおうちで自信をつける会話を重ねることで、自分ならきっとできる!と思えるようになることです。
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おうちでできる2つの人見知り克服法とは?
人見知りを克服するためにおうちでできる対応は次の2つです。
① できていることに注目して自信を育てる
② 会話の中で「ことばの力」を伸ばす
それぞれについて我が家で実践している方法をご紹介していきますね!
できていることに注目して自信を育てる
・1人で起きてきたんだ〜
・飲み物を自分で入れようとしているんだね
・お菓子のゴミ捨ててくれるの?!
などなど、子どもが当たり前にしていることを見つけてそのまま伝えています。
もう小学生なんだから、このくらいできて当たり前!と思わないでくださいね。
ママがして欲しいこと、できたらすごいことではなく、日常生活で普通にできていることを見つけていくことがポイントです。
自分はこんなにできていることがあるんだ!と思えることで自信につながります。
子どもに心配なことがあると、ついついできていないことに目が向いてしまいがちですが、当たり前になっているできていることが日常にはたくさんあるハズです。
いくつ見つけられるかな?とゲーム感覚で見つけてみましょう。
会話の中で「ことばの力」を伸ばす
おうちで会話をするときに、「〇〇はどうする?」と聞いてみます。
例えば、朝ご飯どうする?と言ったように、何を食べるのかをママが決めるのではなく、子どもに質問して決めてもらうのです。
この時に大事なのは、意見を言うまで待つこと。
そして、子どもの意見を肯定することです。
私の娘はことばの力が弱く、聞いても返事が来るまでにすごく時間がかかっていました。
ですが、根気よく続けていったことで、今ではすぐに返事が返ってくるようになりました。
自分の発言が認められて肯定されるという成功体験をおうちで積み重ねることで、集団生活の中でも自分の気持ちを言うことができるようになるのです。
今日もお友達と話せなかった・・・と毎日落ち込んでいた小学生の娘ですが、今では自分から積極的にお友達に話しかけてたくさんのお友達と過ごしているようです。

人見知りしやすい性格や不安を感じやすい特性をなくすことはできません。
ですが、おうちでできる日々の声かけやコミュニケーションの積み重ねによって、子どもの行動力をあげていくことで、その子らしく過ごすことができるようになっていきます。
ぜひ、試してみてくださいね。
ところで、こうした人見知りの裏には、
もうひとつの原因 「母子分離不安」 が隠れている場合があります。
母子分離不安とは、ママから離れる場面で強い不安を感じることです。
・小学生なのに何かとママに頼ることが多い
・ママが側にいないと不安になってしまう
・学校や習い事への行き渋りがある
もしひとつでも当てはまる場合は、
こちらの無料小冊子で詳しくチェックすることができます。
お子さんの“本当の不安の原因”を知ってサポートしたい方は、
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<執筆者>
発達科学コミュニケーションアンバサダー
さいとうほのか






