小1のお子さんの行き渋りに悩んでいませんか?
「学校イヤだな〜」
「明日、行きたくないな〜」
そんなつぶやきが、寝る前や朝の準備中に聞こえてくる…。
小学校に入って、そろそろ慣れてきてもいい頃なのに、どうして?
そんな小1のお子さんの行き渋りに悩んでいるママはいませんか?
毎日のように登校を渋るわが子を前に、「このまま不登校になってしまうのでは?」「どう関わればいいの?」と、心がざわざわしてしまうこと、ありますよね。
私自身もそうでした。
我が家の不安が強い息子も、「学校イヤだな〜」が口ぐせで、登校前には涙を見せることもしばしば。
親としてとても心配で、どうしたらよいか悩む日々が続きました。
この記事では、そんな小1の行き渋りの背景にある子どもの気持ち、そして我が家の息子が少しずつ自分のペースで「学校へ楽しく行けるようになった」関わり方についてお伝えしていきます。
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不安が強い子の“脳の特性”が関係しているかも?
不安が強い子はどうして行き渋りをするのでしょうか?
それには、脳の特性が関係しています。
新しいことが苦手
小学校では、授業、係活動、行事など、新しいことが次々と始まります。
でも、不安が強い子は、
「ちゃんとできるかな…?」
「間違えたらどうしよう…」
といった不安でいっぱいになり、新しいことに踏み出すのがとても苦手なのです。
白黒思考という思考のクセ
不安が強い子には、「できるかできないか」と極端に考えてしまう白黒思考の傾向があります。
たとえば、日直や授業中の発表など、
「正解しなきゃいけない」
「うまくできそうにないから、やりたくない」
というように、自分にブレーキをかけてしまうのです。
また、不安が強い子は、過去の失敗やネガティブな経験を心に溜め込みやすい特性があります。
「失敗したらどうしよう」
「できなかったら怒られるかも」
「また恥ずかしい思いをするかも」
そうした気持ちがどんどん大きくなって、「やりたくない」「行きたくない」につながっていってしまうのです。
我が家の小1の息子も新しいことが苦手で、
特に新しい学校行事の前は、普段よりも「イヤだな〜」と言うことが増える傾向がありました。
そして、人前で発表することを極端に嫌がっていました。
小1といえば、「はい!はーい!」と元気よく手を挙げて発言するようなイメージを持っていたので、最初はその姿に驚いたのを覚えています。
これらの脳の特性は「自信のなさ」にもつながっています。
子どもの心の中では次のような流れが起こっているのです。
できないかもしれない(自信がない)
⬇
怒られるかもしれない/恥ずかしい思いをするかもしれない
⬇
不安・緊張でいっぱいになる
⬇
学校に行きたくないなと思うようになる
⬇
行き渋りにつながる
こうした背景を知ると、「自信のなさ」が行き渋りの原因の一つだとわかりますよね。
次では、自信をつけるために私が実践した関わり方をご紹介します。
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「できた!」という成功体験が、自信の種になる
「できた!」という成功体験は、「自分は大丈夫」という自信につながります。
これは、不安や苦手を乗り越えるためのエネルギーになるのです。
私が実践した2つの関わり方をご紹介します。
日常生活の「できた!」
日常生活の小さな「できた!」に目を向けてみてください。
今できていることに注目して、実況中継のように声をかけます。
例えば、
「もう宿題やってるんだね」
「1人で起きれたね」
「朝ごはんたくさん食べたね」
日々の生活の中で、毎日たくさんのことができているんだよ、と気付かせてあげます。
このように、たくさんの「できた!」を日々積み重ねることで、自信もついていきます。
得意・好きなことの「できた!」
脳が発達するのは、子どもが「楽しい!」「面白い!」と感じているときです。
それはやがて、「もっとやってみたい!」という行動力にもつながっていきます。
私の息子は、工作が大好きです。
家ではよく廃材を使って何かを作ったり、折り紙に夢中になったりしています。
そんな「好き」をもっと伸ばしてあげたいと思い、一緒に難しい折り紙にチャレンジしたり、工作のワークショップに参加したりしました。
家で作った作品を学校に持っていくと、先生やお友達から「すごい!」とほめてもらえたことを嬉しそうに話してくれました。
そして、作品を見たお友達に「これ作って〜」と頼まれて作ってあげると、とても喜んでもらえたそうです。
今まで「どうせ無理…」が口ぐせだった息子から
「おれ、図工だけは自信あるんだよ〜」の一言が出た時は、大きな成長を感じました。
先生やお友達からの“ほめ言葉”が、
「自分にもできる」という自信に変わり、不安や緊張をやわらげ、そこから行動力も少しずつ育っていきました。
「得意」や「好き」に出会い、
「できた!」という成功体験を積み重ねていくことで、子どもは確実に変わっていきます。
息子はこの「できた!」という成功体験が自信につながり、行き渋りを卒業することができました。
今では、
「頑張って」学校に行くのではなく、
「楽しんで」学校に行っています。
お子さんの「できた!」は、未来への小さな一歩。
ひとつひとつの成功体験を、自信という大きな力につなげていってください。
同じように悩んでいるママの心が、少しでも軽くなりますように。
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<執筆者>
発達科学コミュニケーション アンバサダー
仲村まな