こだわりが強く靴を何度も直すから、全然前に進めない!
我が家にはHSCという、人一倍繊細で敏感な気質を持った娘がいます。
不安が強く、もともとこだわりもたくさんあります。
そんな繊細な娘が、幼稚園年中の頃に突然靴を気にするようになりました。
スニーカーをきつく締めたい様子で、何度も何度もスニーカーのマジックテープをベリベリと外して直していました。
「もうやらなくていいよ」
「ちゃんと履けてるから大丈夫」
「マジックテープが弱くなっちゃうよ」
何とか止めようと色んな声掛けをしましたが、娘はいっこうにやめる気配はありません。
それどころか日に日にひどくなっていきました。
数歩歩くたびに直すので、なかなか前に進むことができませんでした。
だんだん私もイライラしてきて
「ちゃんと履けているのに、なぜ直すの?」
「どうしてこんなに、こだわりが強いの?」
と言ってしまい、繊細な娘のこだわりが強いことを理解してあげることが出来ませんでした。
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繊細な子のこだわりが強い理由
なぜ繊細な子はこだわりが強いのでしょうか?
その原因は脳の特性にあります。
繊細な子は常に周りの空気を読み、人の顔色をうかがい、人一倍疲れやすい傾向があります。
クラスメイト達との人間関係、先生の怒る声、毎日違うタイムスケジュール。
幼稚園に通う、それだけでとても疲れてしまうのです。
そしてストレスが強くかかった時や不安が強い時に、こだわりが強く出てきます。
実は「こだわりたいこと🟰いつもと同じこと」なのです。
ストレスが強くかかった時や不安が強い時に、いつもと同じことで安心するからなのです。
見通しが立てにくい繊細な子は、いつも同じことをすることで、安心感を得ています。
そして繊細な子には感覚過敏がある子が多いです。
「ピッタリした靴下じゃないとだめ」
「タグのチクチクが気になる」
などの感覚過敏でこだわりが強く出てくるのです。
この結果、毎日同じ服を着たがったり、同じ靴じゃないと出掛ける事ができないなど、困り事が増えてしまうのです。
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すぐにできる!繊細な子のこだわりを和らげるママの対応
①スルーして見守る
ママが、こだわりが強いことを注意すればするほど、繊細な子のこだわりはますます強くなっていきます。
無理にやめさせようとするとエスカレートしていくので、ママは何も言わずにスルーして見守るのが正しい対処方法です。
また言葉が遅く、自分の気持ちを上手く伝えれないと、こだわりが強く出る傾向があります。
なので、ママとの会話が続くぐらいに言葉の力が成長すれば、こだわりもだんだんと落ち着いていきます。
②ゆったりとした気持ちで過ごす
もう1つは「まあ、いいか」とママが思うことです。
こだわりが強くあっても「まあ、いいか」とママがゆったりとした気持ちでいるようにしましょう。
そしてぜひ声に出して、繊細な子に聞こえるように「まあ、いいか」と言ってみてください。
ママが焦らず余裕を見せるようになると、繊細な子もこだわりなんて「まあ、いいか」と思えるようになっていきます。
以前は、我が家のこだわりが強い繊細な娘が、出掛けるたびに靴を直す姿をみて、イライラしていた私でした。
でもこの2つの対応をする事で、次第に娘のこだわりが和らいでいくことができました。
そして気が付いたら、靴を気にする様子はなくなっていたのです。
今ではスニーカー以外のどんな靴でも履けるようになって、お出かけを楽しんでいます。
いかがでしたか?
ポイントは2つです。
繊細な子のこだわりが強く出た時に、ぜひやってみてください。
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<執筆者>
発達科学コミュニケーションアンバサダー
川澄みさ