車内で大騒ぎ!癇癪を起こす小学生との夏休み旅行を成功させるコツ

夏休み、子どもとの楽しい旅行を計画してワクワクしている反面「移動中に子どもが癇癪を起こして家族全員イライラしてしまうんじゃないか?」と不安を抱えていませんか?発達凸凹の小学生の旅行には事前準備が大切です。この記事では楽しく旅行が終われるコツをお伝えします。

夏休みの旅行に不安を抱えていませんか?

 

夏休み、子どもとの楽しい旅行の計画を立てていますか?一緒にお出かけはしたいけれど、車に長時間乗るといつも機嫌が悪くなり癇癪(かんしゃく)を起こす小学生の子どもはいませんか?

 

子どもの喜ぶ顔が見たいと思い計画を立てるけれど、車での移動で子どもが癇癪を起こしせっかくの楽しい旅行が台無しになったと感じた事はありませんか?

 

夏休みの旅行は楽しみな反面、楽しく終われるか不安になることもありますよね。

 

 

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車内で癇癪を起こす小学生の娘!せっかくの旅行が台無しに

 

我が家には発達凸凹で繊細な小学生の姉妹がいます。2人とも車に乗るのはあまり好きではなく、長時間の移動があると嫌がり、「じゃあ行かない」なんて言うこともありました。

 

特に長女は赤ちゃんの時から車に30分くらい乗ると機嫌が悪くなり叫んだり怒ったりと癇癪が始まり、車での移動がいつも憂鬱でした。

 

小学生になっても機嫌が悪くなるのは変わらず、旅行で車の移動中に「まだ?」「遅い!」「もう帰りたい!」など数分置きに言い出したり、怒って靴を飛ばして前に座っている人の頭に当たったり、前の座席をガンガン蹴ったりしました。

 

どちらかが怒りだすと、もう一人が「うるさい!」と叫んだり手が出たりして、さらに車の中の喧嘩はヒートアップ。

 

行きたいからと連れて行ってあげたのに、毎回もう旅行なんて連れて行かなければ良かった!と思ってばかりいました

 

 

 

発達凸凹で繊細な子が長時間の車移動を苦手とするワケ

 

長距離移動で癇癪を起こしてしまう発達凸凹の小学生の子どもと夏休みのお出かけを楽しむために知っておいてほしい特性がいくつかあります。

 

見通しが立たないことが苦手

 

目的地には後どれくらいで着くのか?など見通しが立たないことに不安を感じ、不安はストレスとなりそれがイライラとしてあらわれます。

 

時間の感覚が身についていない

 

時間感覚が身についていないため、後30分だよ!と言っても30分がどのくらいなのかがわからずにイライラしてしまいます。

 

感情のコントロールが苦手

 

感情のコントロールが苦手なために、見通しが立たないことや時間感覚が身についていないことでのイライラや、狭い車で動けないことなどでのイライラを抑えることができずに手が出たり足が出たり暴言が出てしまいます。

 

このような特性を持つため、車という狭く動けない空間の中で長時間じっと座って待つというのは本人にとってとても辛いことなのです。

 

 

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やってみて欲しい事前準備3つ

 

癇癪を起こす前に対応できるように小学生の子どもと一緒に楽しめる準備をしましょう!
実践してみて欲しい対応は以下の3つです。

 

①旅のしおりを作る

 

発達凸凹や繊細な子には旅行はワクワク以上に非日常の刺激が強くて疲れやすくなります。なので出かける前の準備がとても大切になります。

 

おススメは学校の遠足のような旅のしおりを作ることです。時系列がわかるように書き、大枠の予定、時間や行き先が決まっているものを書きます。

 

発達凸凹の繊細な子はいつもとは違う場所や環境にとても敏感で、楽しそうにしていても脳は疲れていることがあります。なので事前に休憩タイムを押さえるのもポイントです!

 

所要時間が長くなる可能性を想定し、長くなった時どうするかを事前に決めておきます。車の渋滞になったらこのDVDを見よう!この日は特別にYouTubeタイムにしよう!おやつタイムにしよう!などと決めておきます。

 

また、子どものやりたい事なども一緒に書いてもらいます。見通しの立ちやすさが子どもの安心材料になるのです。

 

帰ってきたらポジティブな振り返りをしましょう!写真を貼ったりして楽しかった思い出をさらに楽しい思い出にしていきましょう。

 

 

②車の中でゲーム

 

・〇〇に着くまでに通り過ぎる車の中に赤い車は何台あるかな?などと〇〇色の車が何台か予想して数えます。

 

・ハイパーしりとりゲーム

ハイパーしりとりゲームとは、一つ前や二つ前に言った言葉を言ってから新しい言葉をつけ足す少し高度なしりとりです。

 

例えば

「りんご」→「りんご、ごりら」→「りんご、ごりら、らっぱ」→「ごりら、らっぱ、パセリ」

という感じで行います。

 

③車で遊べるグッズの準備

 

飽きさせない為に、長時間の移動の時はDVDを事前に借りに行ったり、子どもそれぞれ自分専用のケースに自由帳や折り紙、シール、塗り絵などを入れ車の中でも使えるように持たせます。

 

 

事前準備で楽しい旅行に

 

このように事前準備をしておくようにすると、長時間の移動で機嫌が悪くなり癇癪が起こる前に対応できるようになりました。

 

そして、今までのように車の中で大騒ぎで家族全員がイライラし、楽しいはずの旅行が台無しになったという事がなくなりました。

 

夏休み、事前準備をして小学生の子どもと楽しい思い出を作り、子どもに成功体験を作っていきたいですね。

 

 

 

 

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<執筆者>

発達科学コミュニケーション アンバサダー

澤村祐依

 

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