自由な時間ゼロ…付き添い登校で私の心が限界に
小学生の朝って、玄関前でお母さんが「いってらっしゃい」と見送り、子どもが元気に「いってきます!」と飛び出していく。
そんな光景を想像していたのに…
現実は、校門まで送って行ってもなかなか離れてくれない…
母子分離不安の子の付き添い登校に悩んでいませんか?
うちの母子分離不安の一年生の娘も、小学校入学直後から付き添い登校が始まりました。
さらにうちの娘の場合は、教室まで送って行っても離れることができなかったので、私は5時間目が終わるまで、娘とずっと一緒に学校にいました。
「どうしてうちの子は離れられないんだろう」
「他の子達は一人で通えているのに…」
「私の育て方が悪かったんだろうか」
考えれば考えるほど悪い方へと落ちていき、悩みは尽きませんでした。
学校だけでなく習い事でも母子分離不安で離れられなくなり、私の自由な時間はなく心身ともに疲れ果てていました。
なぜ母子分離不安の子は、お母さんと離れられないのでしょうか?
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お母さんと離れられないのはなぜ?
母子分離不安の子は環境の変化にストレスを感じやすく、見通しが立たないことが苦手という特徴があります。
「小学校ってどんな所なんだろう」
「先生が怖かったらどうしよう」
「お友達はできるかな」
一年生にとって小学校という新しい環境は、初めてのことだらけです。
経験したことのない初めてのことは、見通しを立てることができないので母子分離不安の子にとって、ストレスを強く感じてしまう環境になります。
そのストレスから自分を守るために、母子分離不安の子は安心の存在であるお母さんから離れられないという現象が起こるのです。
そして脳は行動する時に成長をします。
母子分離不安の子がお母さんと離れることができず、自ら行動をしない選択をしていると、脳の成長を止めてしまいます。
脳の成長を止めると、さらに行動ができなくなるという負のループに入ってしまうのです。
ではどうすれば、母子分離不安の子の行動力を上げることができるのでしょうか?
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母子分離不安の子の行動力を上げる方法
母子分離不安の子の行動力を上げるためには、お母さんとの会話をたくさんしてほしいのです。
なぜ「会話する」ことで行動力が上がるのかというと、それは脳の仕組みにあります。
「会話のエリア」は脳の中で重要な役割をしていて、様々なエリアとネットワークで繋がっています。
そして「行動のエリア」ともネットワークで繋がっています。
つまり会話力を上げると行動力も上がるのです。
会話力を上げる方法とは、
「今日学校で楽しかったことベスト3を教えて」
とお母さんが質問するだけです。
子どもの答えは、
「お母さんと手を繋いで学校へ行けた」
「ランドセルをロッカーに入れられた」
「体操服に着替えることができた」
など、どんな些細なことでも大丈夫です。
楽しかったことを自分で見つけて、お母さんに話すことが大事なのです。
この時のポイントは、子どもがどんなことを言っても否定せずに
「それが楽しかったんだね」と肯定してあげてください。
肯定を繰り返して、子どもに会話することが楽しいと記憶に残していきましょう。
会話力を上げて肯定を繰り返していくと、これまで行動できなかった脳が新しいことにチャレンジしてみようかなという動きに変わっていくのです。
うちの娘の場合は私も一緒に学校にいたので、お互いにベスト3を言い合いっこしました。
私が「〇〇がおもしろかったな」というと
娘も「それがあった!〇〇がベスト1かも」
などと会話も盛り上がりました。
この様な対応を続けて2ヶ月経った頃に
「来週からは一人で行けると思う」
と娘が言い出したのです!
そして実際に一人で行くことができ、現在も嫌がることなく通えています。
一人で通うことができるようになっても、「ベスト3を教えて」の会話は毎日欠かさずにしています。
いかがでしたか?
ぜひこの「今日楽しかったことベスト3を教えて」の質問で、母子分離不安の子の会話力を上げ、付き添い登校卒業の一歩を踏み出してくださいね。
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<執筆者>
発達コミュニケーションアンバサダー
川澄みさ