朝がダラダラでひとりで朝の準備ができない!
ひとりで朝の準備ができない小学生にイライラしてしまっていませんか?もう小学生になったのだから一人で朝の準備くらいして欲しいなと思ってしまいますよね。
特に朝は時間がないのでついイライラして「早くしなさい!」「自分でやりなさい」「なんでまだできてないの?」なんて怒ってしまうこともあるかと思います。
そして、親も子どもも不機嫌になり「もう学校行かない!」なんて言い出すこともあるかもしれません。

我が家の娘も小学生になったのに自分で準備なんてしようとはしませんでした。
朝起きたらずっとソファに寝転んでテレビやYouTubeやゲーム。ご飯だよと言っても一向に食べには来ないし、もう時間だからと着替えようと言っても一向に着替えようとはせず、まったく自分では準備をしようとはしませんでした。
時間が迫ると、私がご飯を口に運んで食べさせたり、寝転んだままの娘に着替えさせたりと朝がバタバタでした。
時間がない中で、私も焦りやいらだちを感じ、注意すると娘も反発。そんな悪循環の朝が続いていました。
少しでも自分で動いてくれたらな。そう何度も思っていました。
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朝の準備ができないのには理由があります
ひとりで朝の準備ができない小学生には、動き出せない理由がちゃんとあります。それは怠けているのではなく脳の特性によるものなのです。
・エンジンがかかりにくい
脳の発達が未熟なために、やりたくないことに取り組むには大人の何倍ものエネルギーを必要とします。
そのために、「早くして!」と声をかけてもやりたくないことなのでエンジンがかからずに体が動かないのです。
・時間感覚がつかみにくい
時間の流れを感じる力が育っていないため、「あと10分だよ!」と言われてもピンときません。その結果、時間配分が難しく、支度が間に合わなくなります。
・注意がそれやすい
不注意傾向があるため、テレビが気になったり、近くに置いてあるおもちゃが気になったりと1つのことに集中することができません。
そのため、ご飯の途中に目に入った物が気になり立ち歩いたり、テレビが気になり食べる手が止まったりするのです。

こうした特性が重なってひとりで朝の準備がなかなか進まないという状況が起こります。なので、「もう小学生なんだから!」と怒ってもできるようにはならないのです。
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自分で動き出せるようになるための方法とは!
では、どうすれば自分から動き出せるようになるのでしょうか?
ひとりで朝の準備ができない小学生に効果的だった方法を2つ紹介します。
・3Sで話しかける
3Sとは
Smile(笑顔で)
Slow(ゆっくり)
Sweet(優しく)の3つです。
3Sを意識して子どもの目をみて話しかけることで、子どもは「ママの話を聞いてみよう」という気持ちになれます。反対に「早くしなさい!」と怒って言っても、子どもは萎縮して動けなくなります。
また、ひとりで朝の準備ができない小学生には視覚優位タイプも多く、表情などの見た情報から安心感を得ることもあります。お母さんの笑顔が「聞こう」という第一歩につながるのです。
・分解をして指示だしをする
「早く着替えなさい!」「早く準備しなさい!」と言われても子どもは何からしたらいいのかわからないことがあります。指示する時は、やることを小さくわけて伝えるのがコツです。
例えば、
「服を一緒に選ぼうか」
「こっちとこっちのTシャツどっちがいいー?」「じゃあ、その服にしよう!ママもそっちが良いかなって思ったよ!」
「上のパジャマ脱ごっか」「脱げたねぇー!次はズボンも脱ごうか」
「選んできた服を着よう!」
このように、やることのハードルをグッと下げてスモールステップで声をかけると、子どもは「できそう!やってみようかな!」と思えて行動に移しやすくなります。
この時のポイントは動き出したらすかさず褒めること。また、途中で褒めること。子どもが選んだことに同意することです。そうすることによって最後までやり切ることができるエンジンがかかるのです。

ひとりで朝の準備ができない小学生が自分で準備ができるようになりました
以前は何度言っても怒ってもひとりで朝の準備ができない小学生の娘にイライラしてしまっていましたが、今では私が指示を出さなくても自分で時計をみて行動できるようになりました。
「30分になったら洋服取りに行く!」
「50分までに歯を磨く!」
そんな風に自分で宣言をし、時間を意識して動けるようになったのです。

時間の限られている中で朝のバタバタは、親も子どももストレスが大きい時間ですよね。
でも、上手な声かけと指示の工夫で、ひとりで準備ができなくても子どもは自分から動けるようになるのです。「もう小学生なんだから!」などと焦らずに、少しずつ自分で準備ができるようになる姿を見守っていきましょう。
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<執筆者>
発達科学コミュニケーションアンバサダー
澤村祐依




