お風呂が嫌いで毎晩バトル…!子どもがスムーズに入れるようになった4つの工夫

お風呂に誘ってもなかなか動かない、毎晩の声かけに疲れていませんか?お風呂が嫌いな子どもは、遊びから気持ちを切り替えるのが難しかったり、お湯やシャワーの感触を不快に感じることがあります。この記事では、毎晩の“お風呂バトル”を乗り越えた我が家の4つの工夫をお伝えします。

お風呂を嫌がる子どもはなぜ?我が家の体験談

 

お子さんは「お風呂に入ろう!」と言うとすぐに入れますか?

 

お風呂が遅くなると、その後の支度や寝る時間もどんどん遅れてしまいます。お風呂は毎日のことなので、できればスムーズに入ってほしいですよね。

 

娘はお風呂に入る事が嫌いで、毎日入るまでに時間がかかっていました。

 

「お風呂に入ろうか」と声をかけても「これが終わってから」「あとちょっと」と言っていつまでたっても動こうとはしませんでした。

 

私が「先に入るからね!」と言っても、出てくるころにはまだ同じ格好でゲームやYouTube。待ちきれずに「もう先に寝るからね!」と言うと、「待って」と泣いて癇癪を起こすこともありました。

 

結局入らないことも。

 

 

夏に汗をかいた日も入らないことがあったので、身体が痒くなったり匂ったりしないかと心配になっていました。

 

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子どもがお風呂に入らない3つの理由【脳の特性との関係】

 

お風呂が嫌いでなかなか入ろうとしない子は、脳の特性が関係している場合があります。

 

切り替えることが苦手で嫌なことに行動が移りにくい

 

切り替えることが苦手なため今やっている楽しいこと(テレビやYouTubeやゲームなど)をすぐにやめることができません。そのため、興味があることや好きなことを優先してしまい、お風呂=楽しくないことに気持ちを切り替えるのが難しくどんどん後回しにしてしまいます。

 

 

感覚過敏でお風呂の熱さが不快

 

娘の場合、水遊びやプールは好きですがお湯は苦手です。人よりも熱く感じるようで、あまり温度が高くなくてもすぐに「熱い!」と言って出たがります。

 

また、シャワーの水圧や感触が苦手な子どももいます。

 

お風呂に入らないといけない理由がわかっていない

 

脳の特性より人の気持ちを読み取る苦手があり、そもそも、お風呂に入らないと他の人からどう思われるのかが想像がつきません。そのため、お風呂に入って身体を清潔に保たなくてはいけない理由がわからず、入る必要性を感じにくいのです。

 

このような脳の特性があるためにお風呂に入りたがらないことがあり、決してダラダラしているからとか甘えているからとかではないのです。

 

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お風呂が嫌いな子どもへの効果的な誘い方・工夫4選

 

お風呂嫌いな娘に我が家で効果があったお風呂に誘う工夫を紹介します。

 

事前に予告をする

 

「後30分したらお風呂に入ろうね!」「時計の針が12の所になったらお風呂に入ろうね。」など事前に予告をしておきます。そして、時間が近づいてきたら「後10分だよ」「後5分だよ」などと予告したり、「この動画が終わったらお風呂に入ろうね!」と伝えます。このように見通しを立てておくと子どもも気持ちの準備ができやすくなります。

 

お風呂に楽しみを用意する

 

お風呂に泡ぶろを作ったり、泡のスプレーを用意したり、お風呂の壁にお絵描きできるペンを用意したりお風呂へ行く楽しみを準備しました。また、入浴剤を準備して、「今日はどれを入れようか?」と選ばせました。

 

また、好きなシャンプーを選ばせて買い「今日は、選んだお気に入りのシャンプーで洗おうか!」などと誘うとそのシャンプーを使うために進んでお風呂に入ることもあります。

 

お風呂に楽しみを見つけると子どもは行動しやすくなるのです

 

 

ゲーム感覚でお風呂に誘う

 

「お風呂までどっちが早く行けるでしょうか!」「お風呂までグリコしよっか!」などちょっとした遊びに変えると、驚くほどスムーズに動くことがあります。

 

お風呂に入る理由を話す

 

「お風呂に入らないと体が痒くなったり、皮膚が荒れやすくなるよ」

「髪を洗わないと匂って、お友達が嫌がるかもしれないよ」など、清潔でいる理由を具体的に伝えることも大切です。

 

繊細な子がスムーズに動き出すための脳に届く声かけがわかります▼▼▼

嫌がっていた子どもが自分からお風呂に入れるようになるまで

 

今もお風呂は好きではないようですが、以前のようにお風呂に入るまでの時間が30分や1時間以上かかるということはなくなりました。「この動画を見終わったら入る」と自分で区切りをつけられるようになり、癇癪もほとんどなくなりました。

 

「今日は疲れてもう入りたくない」なんて日もあります。そんな時は「今日は疲れたから一瞬だけお風呂に浸かる?それとも明日にする?」などと質問をして、入るかどうかは本人に任せることもあります。

 

親としては「お風呂は毎日入るもの」と思いがちですが、時には「入れない日もあるよね」と考えると、親も子どももずっと楽になります。

 

 

お風呂嫌いには理由があります。無理に入れようとするよりも、どうすれば気持ちよく切り替えられるかを考えてあげることで、お風呂タイムが少しずつ楽になるかもしれませんね

 

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<執筆者>

発達科学コミュニケーションアンバサダー

澤村祐依

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