【動画解説】母子分離が叶う子と長引く子の違いは「声かけ」ではなく会話の型

母子分離が叶う子と長引く子の違いは、声かけの多さではありません。不安が強い子の脳が動く会話のゴールデンタイム、そして言葉の力を育てる会話の型3ステップを動画でわかりやすく解説します。新学期の行き渋り対策にも必見の内容です。
 

母子分離不安が長引くのは声かけ不足ではありません

 

母子分離不安が長引くのは、声かけの量が足りないからではありません。
大切なのは、子どもの脳が動きやすい順番に合った会話です。

 

母子分離不安がある子に、たくさん声をかけているのに変化が見えない。
そんな悩みを抱えていませんか?

「励ましているのに動けない」
「優しく言っても行き渋りが続く」
「何て言えばいいのか分からない」

 

見直したいのは、言い方ではありません。
子どもが安心して気持ちを言葉にできる会話の流れです。

 

不安が強い子ほど、まだ起きていないことまで先回りして考えています。
だから、止まって見える時間も、何もしていないわけではありません。

不安の中で考えている時間
です。

 

ここで大人が言葉を重ねすぎると、子どもは自分で気持ちを整理して言葉にする前に止まりやすくなります。
必要なのは、安心して話し出せる会話の型です。

今回は、受講生向けのオンライン学習会でお伝えした内容をもとに、
不安が強い子の”言葉の力を育てる「会話の型」”をお伝えします。

 

進級・進学に向けて、お家でできる関わりとして読んでいただける内容です。

 

 

母子分離が叶う子と長引く子の違いとは?

 

違いは、声かけの多さではありません。
子どもが自分の気持ちを言葉にしやすい会話になっているかどうかです。

 

母子分離不安がある子は、朝の支度や登校の場面で
ママ来て
ママやって
と強く求めることがあります。

 

行き渋りや登校しぶりが続くと、朝の空気は張りつめます。
ママも焦りますし、何とか動かしたい気持ちにもなります。

 

そこで多くのママが頑張るのが、声かけです。

大丈夫だよ
頑張ってみよう
早くして

 

 

けれども、母子分離不安がある子に必要なのは、言葉を増やすことではありません。

必要なのは、気持ちを外に出しやすくする会話の型です。

不安が強い子は、

失敗したらどうしよう
新学期どうなるんだろう
嫌なことが起きたら困る

と、まだ起きていないことまで長く考えます。

これは予期不安の状態です。

 

つまり、止まって見える時間にも、頭の中ではたくさんのことが動いています。
ここで大人が先回りして言葉を重ねると、子どもは自分で考えて言葉にする前に止まりやすくなります。

 

 

会話のゴールデンタイムは「話し出す直前」

 

脳が最も活性化しやすいのは、子どもが話し出す直前です。
この瞬間が、会話のゴールデンタイムです。

 

考えている時も脳は動いています。
話している時も脳は動いています。
けれども、いちばん大事なのは、今から言葉にしようとする瞬間です。

不安が強い時は、扁桃体が敏感に働きやすく、落ち着いて整理する力が使いにくくなります。

 

だからこそ、すぐに正解を教えるより、子どもが自分で言葉にたどり着く時間を守ることが大切です。

 

 

待つことは、放っておくことではありません。
何もしていない時間でもありません。

子どもの脳が伸びる時間を守る関わりです。

 

母子分離が叶う子と長引く子の違いを動画で見たい方は、こちらをご覧ください。

 

 

 

母子分離をスムーズに進める会話の型3ステップ

 

母子分離不安の子に必要なのは、安心して話し出せる会話の型です。
ポイントは、意見を聞く・待つ・肯定するの3ステップです。

 

STEP1 意見を聞く

 

最初の一歩は、答えやすい形で意見を聞くことです。

いきなり「どう思う?」と聞くと、不安が強い子には難しいことがあります。

 

まずは、2択の会話から始めます

・「朝ごはんはパンとごはん、どっちがいい?」
・「おやつはアイスとポテチ、どっちにする?」

こうすると、子どもは自分の中で選びやすくなります。

 

ただし、学校へ行く・行かないのような重いテーマを最初から2択にするのはおすすめしません。
まずは安心できる場面、楽しい場面で、自分で選ぶ経験を増やします。

 

 

STEP2 話すまで待つ

 

次に大事なのは、子どもが話すまで待つことです。

不安が強い子は、考えている時間が長いです。

ママにとっては、その時間がとても長く感じることがあります。

特に朝は時間もなく、気持ちにも余裕がなくなりやすいからです。

 

けれども、ここで先に答えを渡してしまうと、子どもは自分で考えて言うという大事な経験を積めません。
黙っているように見える時間にも、言葉になる前の整理が起きています。

だからこそ、
今、脳が伸びている時間なんだな
と捉えて待つことが大切です。

 

 

STEP3 言えたことを肯定する

 

子どもが言えたら、最後はその言葉を肯定します。

ここで大事なのは、正解かどうかではなく、言えたことそのものを受け止めることです。

「そっか、アイスがいいんだね」
「いいね、自分で選べたね」
「言ってくれてありがとう」

 

こうして受け止めてもらう経験が増えると、子どもは

自分の言葉が届く
気持ちを言っていい
話すって安心なんだ

と感じやすくなります。

 

この安心感が、母子分離不安の子の行動の土台を育てていきます。

 

 

 

声かけじゃない、会話の型で母子分離は進みます

 

母子分離が進まない子に必要なのは、言葉を増やすことではありません。
必要なのは、子どもの脳が動く順番に合わせて、安心して話せる会話の型をつくることです。

意見を聞く。
話すまで待つ。
言えたことを肯定する。

 

この流れがあると、
ママやって
が多かった子も、少しずつ

自分で選ぶ
自分で言う
自分でやってみる

に向かいやすくなります。

 

母子分離不安は、甘えではありません。
愛情不足でもありません。

 

何を言うかに悩んだ時こそ、見直したいのは声かけの言葉ではなく、会話の流れです。

 

今日から大きく変えなくて大丈夫です。
まずは、日常の安心できる場面で、聞く・待つ・肯定することから始めてみてください

 

 

 

母子分離不安には段階があります。

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母子分離が叶う会話ついてのよくある質問(Q&A)

 

Q1 YouTubeを見ている時も会話の型を使えますか?

A:はい、使えます。
むしろ、楽しい場面こそ会話の型を育てやすい時間です。
「どっちのキャラクターが好き?」など、答えやすい質問から始めると会話の練習になります。
また、子どもはYouTubeに集中しているので、遠くから話しかけるよりも、真横に座って話をすると答えやすくなります。

 

Q2 「1時間目から行く? 2時間目から行く?」と聞いた方がいいですか?

A:学校のような苦手なことに、最初から2択は使わない方が安心です。
まずは、楽しい場面や安心できる場面で、自分の気持ちを言葉にする経験を増やすことが先です。

 

Q3 話すまで待つと、甘やかしになりますか?

A:甘やかしにはなりません。
待つことは、何でも許すことではなく、子どもが自分で考えて言葉にする力を育てる関わりです。
母子分離不安がある子ほど、待ってもらえた経験が力になります。

 

 

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