どこに行く?お出かけ先を決められない子どもの行動力を引き出すママの戦略とは

夏休み、子どもとのお出かけはどこに行こうかと毎回悩みませんか?子どもに行きたいところを聞いてもなかなか決まらないですよね。そんな時はママのやりたい事に巻き込んで子どもの好奇心を伸ばして一緒に楽しんじゃうことがおすすめです。

どこかに行きたいけれど、行く場所が決まらない

 

夏休みに子どもとのお出かけでどこに行こうか、何をしようかと考えていますか?子どもに行きたいところを聞いてもなかなか決まらないけれど、遊びには行きたいと言われると困ってしまいますよね。

 

いくつか提案をしても嫌だと言われるとイライラもしてしまいますよね。

我が家の繊細で不安の強い小学5年生の娘も、家族全員が休みだと、「どこ行くの?」「どこか行きたい!」とよく言い出します。せっかくの休みなのでみんなでどこかに行きたいなと思うのですが、毎回行く場所には悩んでいました。

 

子どもに「どこに行きたい?」と聞いても「わからない」
「どういうことがしたい?」と聞いても「わからない」と言われます。

 

だからと言って「じゃあ、〇〇に行こうか!」と言っても「えーそこは行きたくない」「公園は嫌だ」「混んでるから嫌だ」と提案をしても嫌だと言われなかなか決まらず、そのうち「やっぱり行かない!」と言い出し機嫌が悪くなりどこにも行かないこともよくあることです。

 

 

どこかに行きたいなら自分で決めてほしいし、せっかく考えているのにそこは行きたくないなんて言わないでほしい!とよく思っていました。

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行きたいけれど、行きたくないは脳の苦手が関係しています

 

子どもがどこかにお出かけしたいけれど、どこに行きたいかわからないしやっぱり行かないと途中で嫌になってしまうことがあるのは発達凸凹の子どもの脳の特性が関係しています。

 

ネガティブな記憶が残りやすいため

 

前に行ったことがある場所でも、行くまでに時間がかかるとか、その場所での嫌な思い出が残っていて思い出されると「行きたくない」になってしまいます。

 

見通しがつかないことが苦手

 

見通しが立たないことに不安を感じる為に、〇〇に行ってみよう!とホームぺージの写真を見せるぐらいでは、そこがどういうところなのかがわからなくて不安になります。

 

はじめての場所が苦手

 

目で見て状況を把握するということが上手にできないため、はじめての場所や、未経験のことを嫌がります。

 

以上の理由などにより、遊びに行きたいという気持ちはあるものの、どういうところに行きたいかわからないし、途中でやっぱり行きたくないという気持ちになってしまうのです。

 

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お出かけのポイントは子どもの好奇心

 

子どもとのお出かけに迷った時はママ自身がやりたい事に巻き込むことがおすすめです。

 

ママが体験したことを見せたり、インターネットやYouTubeなどの動画で見たことのないものを見ると子どもの見通しも立ちやすくなるし、子どもの好奇心がわきます。

 

好奇心が刺激されると、このような良い効果があります。

挑戦してみたい、やってみたいと行動力が伸びる。
知りたいと思って調べたり見たことは脳に記憶が残りやすいため、記憶力が良くなる。
他のことが気にならなくなり、集中力が伸びる。
叶えるためにどうすればよいかを考え、考える力がつく。

 

いつも子どものことばかりを優先させて自分のやりたい事、好奇心を忘れていませんか?

 

ママのちいさなやりたいことを見つけてチャレンジする姿を見せることも大切なのです。

 

 

子どもと楽しんで「できた!」が増えました

 

夏休みの子どもとお出かけ予定の日、いつもの通りに前日から子どもがどこかに行きたい!と言うけれど、どこに行くかは決まりませんでした。いつもの通りいくつか提案をしても、「そこは行きたくない」と一向に決まりません。

 

なので、「ママ、〇〇に行きたいんだー!去年できなかったからアスレチックやってみたいんだよね、一緒に行ってくれるとうれしいな」と私の行きたい場所を伝えてみました。

 

そうすると「ママが行ってみたいならいいよ」と最初は嫌だと言っていたのにママが行きたいならと行くことになりました。

 

そこには山の中にいくつものアスレチックがありました。その中に水の上を渡るアスレチックがあり、落ちたら水が深いため子どもは「やってみたいけど不安」と行くことをためらっていました。


なので、「ママやってみるね!先に行くね!」と言ったら、「私もやる!」と言い出し、先に進みだしました。そして、最後まで渡ることができ、本人もできた!と喜んでいました。

 

他の小学生がやっている姿を見たり、ママが挑戦しようとしている姿を見て、自分もやってみたいという好奇心から行動が加速していったのです。

 

 

家に帰ると「今日、ママ楽しかった?」と聞いてきたので「楽しかったよ!ママの行きたいところに一緒に行ってくれてありがとう」と伝えました。

 

ぜひ、夏休みは子どもに合わせてばかりではなく、ママのやりたいことにも巻き込んで新しい体験をしてみてくださいね。

 

 

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<執筆者>

 

発達科学コミュニケーション アンバサダー

澤村祐依

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