2学期始まってすぐの五月雨登校にイライラしてしまいませんか?
家では元気なのに、朝になると学校に行くのを嫌がる。
「今日は行くの?行かないの?」「いつまで夏休み気分でいるの?」と、行き渋りが続く小学生にイライラしてしまうことはありませんか?
2学期が始まって数週間経っても、行ったり行かなかったりの五月雨登校。体調が悪いわけでもなく、行った日は元気に帰ってくるのに「どうして毎日通えないの?」と思ってしまうこともありますよね。
我が家の小学生の娘も始業式の翌日から「学校休みたい」と言い出し、週に1〜2回休む日が続きました。
最初は「無理に行かせるのもよくない」と思い、私が仕事の休みの日は休ませていました。ところが、そのうち私が仕事の日でも「行きたくない」と言い、休むようになってしまったのです。
「勉強が遅れるよ!」「授業を受けていないからテストの点数が悪いんだよ!」と、ついイライラをぶつけてしまったこともありました。
家では元気なので「もしかすると、あと一歩の自信や後押しがあれば行けるのかな?」と考えることもありました。
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ASD傾向の子どもが学校に行き渋るのには理由があります
行き渋りのあるASD傾向の小学生が学校を嫌がるのにはいくつか理由があります。
物事をネガティブにとらえやすくネガティブな記憶を引きずりやすい
「体育はみんなより上手くできないから嫌だな」
「給食に嫌いなものが出るのが嫌だな」
「授業中はじっと座って聞かなくてはいけないし嫌だな」
楽しいことよりも「嫌なこと」の方が強く記憶しやすいため、学校に対して「めんどくさい場所」「楽しくない場所」というイメージが残ってしまうのです。
行動を起こすためにエンジンがかかりにくい
脳の働きは車のエンジンに例えられます。トップスピードに入ればあまりアクセルを踏まなくて大丈夫ですが、時速40〜50kmになるまでは強くアクセルを踏まなくてはいけません。
ASD傾向の子どもは、やりたい事や、やれそうな事にはすぐに行動に移すことができますが、やりたくないことにはトップスピードに入るまでのアクセルを踏むことができず行動を起こしにくいのです。
そのため、「できればやりたくないこと=学校へ行くこと」へのエンジンがかからず、行動に移しにくくなります。
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ネガティブな記憶を上書きする夜のポジティブ習慣
行き渋りのある小学生におすすめなのが夜のポジティブ習慣です。
寝る直前の15分間程度は記憶のゴールデンタイムと呼ばれ、思考がそのまま残りやすい時間帯なのです。ネガティブな気持ちを、ポジティブな思い出で上書きする絶好のタイミングなのです。
その方法は、夜寝る前に「今日あった良かったことを3つ教えて」とベッドの中でお互いに話すだけです。
「〇〇がうれしかった」
「〇〇が楽しかった」
「〇〇ができた」
など内容はなんでも大丈夫です。
我が家では、まず私から
「ママが良かったことは、今日も〇〇ちゃんが可愛かったこと」
「夜ご飯を食べに行ったから作らなくてよくて楽だったこと」
「〇〇ちゃんが荷物もってお手伝いしてくれて助かったな」などと話をします。
子どもが何も思い浮かばない時は
「〇〇ちゃんはこんなことできたよね」と代弁して思い出させてあげましょう。
そうすることによって「私はこんなことも出来ているんだ!」という自信につながります。
最初のうちは娘は「今日よかったことなんてないし!」と言って答えてはくれませんでしたが、そのうち「今日は良かったこと言わないの?」と自分から話をしだすようになりました。
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親子でポジティブ思考になりましょう
この習慣を取り入れてから、少しずつ学校に行ける日が増えていきました。
以前は朝起きる時に「今日、学校行かないから!」とベッドから出ることを嫌がる日もありましたが、今では朝のネガティブ発言がほとんどなくなりました。
私自身も今日の自分の良かったことを考えるようになり、家族の中の小さなできたを探すようになりました。その結果、親子で少しずつポジティブ思考に近づけたように思います。
夜のポジティブ習慣を続けて、ネガティブ思考を和らげ、親子で前向きな気持ちを育てていきましょう。
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<執筆者>
発達科学コミュニケーションアンバサダー
澤村祐依