「ママが優しいんだね」って言われたことはありませんか?
ママから離れることができないからいつでも「ママ、一緒に来て」と言われれば一緒について行く。「学校を休みたい」と言われれば休ませてあげる。「疲れたから抱っこ」と言われたら抱っこする。
小学校では一人でできているのに家に帰ってきてからは甘えてばかり。周りの子はできるのに、うちの子はいつも手がかかる。本当はもっと厳しくした方がいいのかな?そんな風に感じることはありませんか?
これは、かつての私の悩みでした。
我が家の小学生の娘は、HSC(HighlySesitiveChild)、つまり人一倍繊細で感受性豊かな繊細な子どもです。
外で頑張りすぎるため家に帰ってからは好きなこと以外しなかったり、習い事に行くことを嫌がったりしていました。そのため、子どもに言われて手伝うことが多く、ママ友から「ママが優しいんだね」「優しすぎるんだよ」と言われることもよくありました。
最初は褒め言葉のように聞こえていましたが、次第に「甘やかしすぎなんだよ」と言われているように感じるようになりました。
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繊細な子どもが疲れやすい理由とは?
では、子どもを甘やかすことは本当に悪いことなのでしょうか?いいえ、外で頑張りすぎる繊細な子どもには正しい甘やかしが必要なのです。
一見元気そうに見えても繊細な子どもは、いくつかの特性などから外の世界ではとっても頑張っていて常にストレスと緊張を感じているのです。
・感覚過敏のため疲れやすい
聴覚、視覚、臭覚などの刺激に対してストレスを感じやすい性質があります。そのため、学校での人の多さや教室のざわつきが気になる。先生の怒った声で自分が怒られたわけでもないのに自分のことのように感じてしまうこともあります。繊細な子どもにとって、学校には多くの刺激がありとっても疲れてしまうのです。
・空気を読みすぎる
繊細な子は、相手の表情や声のトーンを敏感に読み取ります。学校でもお友達や先生が「怒ってるのかな?」「嫌われたかも」と常に周りを気にすることも多く、心が休まる時間が少ないのです。
・不安が強い
初めての場所や人、予定変更などに強い不安を感じたり、起こってもいないことを想像して不安を大きくしてしまうことがあります。学校や外では不安の中一人で頑張っています。
そのため、ママが近くにいると「ママ、一緒に来て」と助けを求めることもあると思います。しかしそこで「一人で行きなさい」と突き放すと、「ママは助けてくれない」と感じて不安がさらに強くなってしまうのです。
つまり、繊細な子どもは外では頑張りすぎるからこそ、家に帰るとエネルギーが切れて動けなくなってしまうのです。
「ダラダラしている」「自分でやらない」のではなく、それは「もう頑張れないよ」というSOSのサインかもしれません。
学校で頑張りすぎる繊細な子どもには、家に帰ってきたらエネルギー充電の時間が必要です。エネルギー充電をし、また行動できるようになる適切な甘やかしが必要なのです。
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外で頑張りすぎる子を正しく甘やかす3つのポイント
外で頑張りすぎる繊細な子どもがまた行動できるようになるためにおうちで意識して欲しいことは次の3つです。
・好きな事をさせる
帰ってきてすぐに「手を洗いなさい」「勉強は?」と言いたくなる気持ちもわかりますが、まずは「おかえり。疲れたね」と声をかけ、好きなことをしてリラックスできる時間をとってあげましょう。
大人だって仕事から帰ってきてすぐに指示されるのは辛いですよね。得意なことや好きなことで自信をつけると、苦手なことにも挑戦しやすくなります。
・実況中継のように肯定する
「今日も可愛いね」「1人で起きてこれたね」「お菓子食べてるんだね」「歯磨いたんだね」出来ていることを実況中継のようにそのまま言葉にして伝えましょう!
実況中継することにより、「私は〇〇ができている!」と肯定になり、「ママが見ていてくれる」と感じることで子どもは安心し、自信になります。
・スキンシップ
スキンシップも立派な肯定になるんです。しかし、小学生高学年にもなるとスキンシップを嫌がる子もいると思います。そんな時は、肩を揉む、物の受け渡しなどもスキンシップになります。
このようにおうちでは肯定的なコミュニケーションをとりながらしっかりと甘やかせること=正しい甘やかしが大切なのです。
「外ではいい子」はもしかしたら過剰適応なのかもしれません▼▼▼
正しい甘やかし方で繊細な子どもは成長する!
学校から帰ったらすぐに宿題をするべき、学校の準備は自分でするべき。そんな「常識」が世の中にはたくさんありますよね。
でも私は、発達科学コミュニケーションを学んで「繊細な子ども」の特性を理解し、外で頑張りすぎる子どもを正しく甘やかすことの大切さを知ることができました。
以前は周りから「優しいね」と言われるたびに、これでいいのかなと迷うこともありました。けれど今は、子育ての軸を持てたおかげで、そうした言葉にも揺らがなくなりました。
今では、自信を持って子どもの成長につながる正しい甘やかしができていると感じています。
外で頑張りすぎる繊細な子どもの次への行動に繋がる正しい関わりを通して、子どもができることを少しずつ増やしていきたいですね。
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<執筆者>
発達科学コミュニケーションアンバサダー
澤村祐依