九九が覚えられない…実は「聞く力」が育っていないだけでした

日常で伸ばす
もしも
お子さんについて
九九が覚えられないことを
心配しているなら、

普段の生活の中で
こんな様子は見られませんか?

言ったことがうまく伝わらない。

説明してもポカンとしてしまう。

話しを聞いてすぐに
「え?なんだっけ?」と聞き直す。
 
もし心当たりがあれば、
それはお子さんの「聞く力」
まだ育ちきっていないサインです。
 
「聞く力」というと、
じっと聞けるかどうか?
の話のように思えますが、
実はもっと深い力です。
 
聞く力とは――

言葉を耳でキャッチして、
頭の中でイメージに変えて、
意味を理解して、
その情報を行動にうつす力。

学習全般において
「要」となる力です。

九九を覚える際に必要な力も
すべてこの“聞く力”の中に
含まれています。
 
つまり聞く力が育つと、
九九の理解も一気に進みます。
 
では、どうやって聞く力を
育てればいいのでしょう?
 
 
 
ポイントは、 ママの話し方を
“子どもの処理スピード” に
合わせること。
 
 
 
子どもの脳は、
大人のように一度にたくさんの
情報を処理できません。
 
だから、ママが早口で
バーッと説明したり、

長い文章で指示すると、
途中から脳がパンクしてしまいます。

途中で意識がフッと飛んでしまい、
ポカンとするのはそのためです。
 
聞く力を育てるコツは、
とてもシンプルです。

①ゆっくり話す
②短く話す
③一文に一つの指示だけ
④イメージしやすい言葉を使う
 
 
たとえば、

「机の上を片づけて
宿題もそろそろ始めてね」

ではなく、

「まず机の上の
リモコンをしまおうね」

「しまえたら教えてね」
 
 
 
このように
子どもの脳が処理できる
“量とスピード”に合わせて
話してあげるだけで、
ぐっと聞く力が伸びていきます。
 
すると、ママの言葉が
頭の中で整理されるようになり、

「音のまとまり」も
理解しやすくなるのです。
 
九九が覚えられない理由は、
必要な情報をキャッチできる
耳と脳の力が、
まだ発達途上なだけ
かもしれません。
 
そしてその力は、
ママとの会話で
いくらでも伸ばせます^^
 
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