成績より大事なものが、通知表には書いていない

小学校の算数
通知表を受け取る日が近づくと、
なんとなく胸がざわつきませんか?

「算数、どうだったかな…」
「また下がっていたらどうしよう…」

今日は、
通知表を見るとき、
ママに知っておいてほしい
大切な心構え
をお伝えします。

まず結論から。

成績の評価がよくなかったとき、
子どもが一番ショックを受けるのは
成績そのものではありません。

それは、
通知表を見たときの
ママの表情や雰囲気
です。

人は、言葉そのものよりも
非言語情報から多くのことを
受け取っています。

有名な研究では、
人が相手の気持ちを判断するとき、

・言葉の内容:7%
・声のトーン:38%
・表情や態度:55%

この割合で情報を受け取っている
と言われています。

つまり──
「大丈夫だよ」と
口では言っていても、

ママの顔が曇ったり、
ため息が出たりすると、

子どもには
「やっぱりダメだったんだ」と、
しっかり伝わってしまうのです。

思い出してみてください。

私たち大人も、
テストの点数そのものより、

・先生の反応
・親の表情
・周りの評価

こうした空気によって、
「自分はできる人間か」
「ダメな人間か」を
決めつけてきませんでしたか?

子どもも同じです。

そこで、
今日いちばん大事なポイント
をお伝えしますね。

① 2学期に「がんばったこと」を
先に見つけておく

これは、勉強に限らなくてOKです。
たとえば、

・朝、自分で起きられる日が増えた
・泣きながらも学校に行った
・苦手な宿題に向き合おうとした
・弟や妹に優しくできた
・以前より癇癪が減った

どんな小さなことでも大丈夫。
「成長した事実」を
ママの中に先に用意しておくこと
が大切です。

② 通知表を開く前に、
笑顔で子どもの目を見て一言!

通知表を開く前にぜひ、
こう声をかけてあげてください。

「2学期は〇〇をがんばったよね。
本当におつかれさま!」

この一言があるだけで、
・子どもの脳は安心する!
・ママ自身の心も落ち着く!

その結果、
通知表を“評価”ではなく
 “振り返り”として
見られるようになります。

 
通知表は、
子どもの価値を決めるもの
ではありません。

今の通過点を知るための紙
それ以上でも、それ以下でも
ないんです。

ママが先に安心して笑えたら、
子どもも「大丈夫なんだ」
と思えます。

この冬休み、成績よりも
子どもの「育ち途上の才能」を
一緒に見つけられるママ
でいてほしいな、
と心から思っています^^

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