キライな算数を後回しにする理由|「もうやった」と嘘をつく子の脳で起きていること

日常の困り事

キライな算数は、つい後回し。
気づけば、
「もうやったよ」
そんな嘘をついてしまう。

今日はそんな子どもの行動の裏で
脳の中で起きていること
お話しします。

 

帰宅後の宿題時間

学校から帰ってきて、
ランドセルを置いたと思ったら、

「外で遊んでくる!」
「先にゲームしていい?」

その前に、
約束していた宿題は…?

「あとでやる」
「もうやった」

結局、夜になっても
終わっていない。

注意すると、不機嫌になり、
疲れがピークの
ママの感情も高ぶって親子バトル。

そんな毎日が続くと、
ママも苦しくなりますよね。
 
 
 

「やらない」のではなく、「向き合えない」

 

この行動を、つい私たちは
「怠けている」「やる気がない」
と見てしまいがちです。

でも、脳の特性の視点で見ると、
少し違う姿が見えてきます。

算数が苦手な子の中には、
苦手なことに向き合うと、
脳が強いストレスを感じるタイプ
がいます。

・どこから手をつけたら
 いいかわからない

・考えようとすると
 頭が真っ白になる

・失敗するイメージが先に浮かぶ

その結果、
向き合うこと自体を
無意識に避けてしまう。

嘘をつくのは、
楽をしたいからではありません。

「できない自分」を
これ以上感じたくない
ただ、
それだけなのです。
 

向きあわないままだと何が起きるか

 

苦手なことから目をそらす
取り組む経験が減る
できるようにならない

周囲から注意される

自信とやる気が下がる

このループに入ると、
子どもはますます「やらない子」
に見えてしまいます。
でも、本当は違います。
 
 

「できる順番」を考える

 

大切なのは、

この子たちは

「やりたくない」のではなく、
「やろうとしても、できない」
という状態だと理解してあげること。

だからまず、
ママにできるかかわりは
教えることではありません。

発達科学コミュニケーションの
受講生ママが実際にやった
ことは、シンプルです。

「全部やろう」ではなく、
「このプリント、3問だけ」

「終わったらゲーム」ではなく、
「3問できたら、10分ゲーム」

“これならできる”見通しと、
終わったあとの小さな楽しみ
セットにした。
それだけです。

 
すると、
少しずつ変化が出てきます。

・「もうやった」と
嘘をつかなくなった

・自分から「あと何問?」と
聞くようになった

・間違えても、
消してやり直す姿が増えた
 
ママはこう話してくれました。

「今までは“やらないこと”
ばかり見ていました。
でも、
“できる順番を考えてあげる”だけで、
こんなに違うなんて
思いませんでした。」

この子は、
やる気がなかったわけでも、
怠けていたわけでもありません。

できると思えないことから、
逃げていただけ。
かかわり方が変わると、
行動はちゃんと変わります。
 
 

「できる」と思えることには、 力を出せるタイプの子

 
こういうタイプの子は、
「できる」と思えた瞬間、
驚くほど集中します。

好きなこと、得意なことには、
とことん取り組む力を持っています。

つまり、
「できるかもしれない」と
感じられる環境さえあれば、
一生懸命になれる才能がある
ということ。

算数も同じです。

関わり方を変えることで、
少しずつ「やってみよう」が
育っていきます。

もし今、
・嘘をつくことが増えてきた
・注意ばかりの毎日がつらい
・このまま進級して大丈夫か不安
そう感じているなら。

それは、お子さんの脳の中で
起こっていることを
個別に整理するタイミングです。

個別相談では、
・なぜ宿題から逃げてしまうのか
・今の脳の状態に合った関わり方
・進級までの数か月で意識するポイント

を、あなたとお子さんの状況に合わせて
科学的な視点から一緒に整理します。

キライな算数を後回しにする子は、
「ダメな子」ではありません。
かかわり方ひとつで、
ちゃんと動き出せる子ですよ^^
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