発達グレーゾーンの「宿題が進まない」本当の理由

日常の困り事

=====
発達グレーゾーンの
「宿題が進まない」本当の理由
=====

勉強が苦手な
発達グレーゾーンキッズ。

勉強が進まないのは、
勉強がわからないから。

…そう思っていませんか?

たとえば、

・消しゴムを転がす
・すぐにイライラして集中できない
・「もうムリ」と言って固まる

こういう“勉強中の問題行動”
宿題が止まっているとき、

「わからないからだよね」
「もっとわかるように教えなきゃ」

そう思って、
必死に説明していませんか?

でもね、その順番、逆なんです。

問題行動が出ているうちは、
どんなにわかりやすく教えても
子どもの耳には入りません。

脳にも届きません。

脳が新しいことを吸収するとき、
まず必要なのは

“自分でやってみよう”という動き。

そのために必要なのは、

「きっとできるかも」
「やったら
ちょっといいことありそう」

そんな、
自分への小さな期待です。

もし今、
宿題がなかなか進まないなら、

正しく教えるよりも先に、

宿題を止めてしまう“問題行動”に
目を向けてみてください。

実は私も、
塾講師時代はこう考えていました。

「どう教えたらわかるんだろう?」

勉強で自信をなくしているから
問題行動が起きる。

だったら、
勉強で自信をつけてあげなくちゃ。

けれども現実は、

どんなに優しく声をかけても
机に突っ伏したまま動かない。

一問間違えただけで
プリントをぐしゃっと丸める。

その姿に感情が揺さぶられ、
強い口調になり、

ますます反抗的になる。
心を閉ざす。

完全な悪循環でした。

原因は、
教え方ではありませんでした。

発達の順番を無視していた
私のかかわり方でした。

発達特性のある子どもの脳では、

「やらない」のではなく、
“やれない状態”が起きています。

ここを理解できると、
「どうしてできないの?」
ではなく

「今どんな問題行動が
出ているかな?」

「その行動を減らすには
どんなかかわりが必要かな?」

と視点が変わります。

そして、

問題行動が減ると、
集中は自然に戻ります。

学習は、
そのあとで伸びていきます。

 

タイトルとURLをコピーしました