自分で宿題を始めた子のママがやめたこと、変えたこと

生徒さんの声
前回は、
塾に通わせることで
余計に勉強の負担が
増えてしまっていた

Nさん親子の

変化についてお伝えしました。
 

今日はNさんが何をやめて
何を変えたのか、について
お話ししますね。
 
Nさんが最初にやめたこと。
それは、
最後までやらせることでした。

「ここでやめたら、もっと遅れる」

「今やらないと、
ますますできなくなる」

そう思うからこそ、

泣いても、怒っても、拒否しても、
なんとかその日の宿題を
終わらせようとしていたそうです。

でも実は、そのかかわりが
子どもの脳をさらに追い込み、
ますます動けなくしていたんです。
 
泣いたり、怒ったり、といった
問題行動は脳からのSOSサイン。

それなのに、さらに

・急かされる
・やらされる
・終わるまで許してもらえない

という状態が重なると、
子どもの中では

「勉強=しんどいもの」
「机に向かう=追いつめられる時間」

として記憶されてしまうからです。

そこでNさんが変えたのは、
子どもへの声かけより先に、
子どもの見方でした。

これまでは
「今日の分を終わらせなきゃ」
「遅れを取り戻さなきゃ」

と、“やらせること”
中心になっていました。

けれど、そこを
「今、この子は動ける状態かな?」
と見ることに変えたんです。

そして、かかわり方も
少しずつ変えていきました。

たとえば、
できていないところばかり見て
注意するのをやめて

少しでも机に向かった
ノートを開いた一問だけでもやれた。

そんな“やろうとする姿勢”に
目を向けました。

一見すると、
「そんなことで本当に変わるの?」
と思うかもしれません。

でも、ここがとても大事なんです。

勉強が進まない子に必要なのは、
いきなり理解力を
上げることではありません。

まず必要なのは、
脳が安心して動ける状態を
取り戻すことなんです。

この土台が整ってくると、
子どもは少しずつ

「またやってみようかな」
「ここまでならできるかも」

と動き出せるようになります。

Nさんのお子さんも、

ママが
“やらせる”を手放して

“動ける状態を整える”ことを
優先したことで、

少しずつ勉強の時間に
荒れにくくなり、

3か月ほどで自分から
机に向かう姿が見られるように
なりました。

勉強が進まないとき、
足りないのは教え方でも、
気合や根性でもありません。

もし今、
やらせようとするほど荒れる
怒らないと進まない
結局、毎日バトルになる

そんな状態なら、

がんばる方向を少しだけ
変えたほうがいいのかもしれません。
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