算数が苦手な子の考え抜く力を育てる簡単な方法

小学校の算数

算数に必要な主な3つの力

・数量感覚
・論理的思考力

・空間認識力

 

について順にお伝えしています。

 

今回は論理的思考力について
お話しします。
 
論理的思考力を伸ばすのには
具体的にどんな体験や声かけが必要か?
についてお話ししますね。

 

論理的思考力とは、
物事を筋道を立てて考え解決し、
それを正しく伝える力のことです。

 

文章題やデータの読み取りの際に
特に必要となる力ですが、
計算式を解く際にも必要です。

 

低学年のうちは
習った式に数字を当てはめて
答えを出すことができたとしても、

 

高学年になると
「どうしてこうなるのか?」と
考え抜く力がないと
太刀打ちできなくなってきます。

 

そして、そして!!

 

算数の本当の面白さ
とはまさに考え抜くとこと!

 

「どうして?」
「こうするとどうなる?」
「そうか、わかった!」

 

こうやって考え抜いて
答えに辿りつくからこそ

 

「ねえ!きいてきいて!
わかったんだよ!」
伝えたくなるんですね^^

 

この体験を重ねた子は
必ず算数が好きになります。

 

まずは日常の体験からです!
 
 

なんでこんなことができないの?と怒ってしまうママへ▼

 
 
前回、数量感覚を育てる体験例
としてあげた
お料理お買い物でも
論理的思考力は使います。

 

お料理なら、

出来上がりをイメージして、

手順を考えて実行していく。

途中で上手くいかない時は

計量をミスした?

火加減が強い?弱い?
じゃあ、どうする?

 

と、得た情報を元にして
思考錯誤します。

 

お買い物なら、

 

買いたいものを決める
買う場所を決める
いつ買うか?を決める

 

など、比較検討することがたくさん
ありますね。

 

手元にあるお小遣いで足りるのか?
どうやってお小遣いを貯めるのか?

 

考えなければなりません。

 

↑考えなければ・・と書きましたが、
決して「考えなさい!」と
言わないでくださいね^^;

 

お料理にしても、お買い物にしても、
お子さんが「やりたい!」「買いたい!」と
心躍らせていることが大前提です。

 

興味があること、
これならできる!と思えることなら
子どもは勝手に論理的思考力を
働かせて考えていきます。

 

ママの役目は笑顔で見守ること!

 

上手くいかずに行き詰った時だけ
 
「どうしてこうなったと思う?」
「こんな方法もあるけど?」
 
と、ちょっぴり助け舟を出すだけ
いいんです。

 

声かけのポイントは
行動のはじめ、中、終わり
の肯定的な声かけ

 

「はじめるんだね」
「もうそこまでできたんだね!」
「やったね!」

 

ママの肯定の注目が
子どもの考える力を後押しします。

 

計画通りに行動できたなら、
何がよかったのか、
どこを頑張ったのか、
つぎの目標 などについて、

 

たとえ上手くいかなかったとしても
やろうとしたこと、
できたこと、
次はもっとこうしたい!

という思いを

親子で楽しく会話できたら

 

それはもう素晴らしい成功体験であり、
論理的思考力はグーーーンっと
アップしていますよ!

 

 
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