算数が苦手な子は得意から伸ばす!空間認識力編

日常で伸ばす
算数に必要な主な3つの力
・数量感覚
・論理的思考力
・空間認識力
について順にお伝えしています。

 

今回は3つめの
空間認識力について
お話しします。
 
こんな苦手さを感じていませんか?

 

✔図形問題が苦手
✔書くことが苦手
✔物を探すのが苦手
✔製作活動が苦手
✔運動遊びが苦手

 

これらの苦手さは
空間認識力がかかわっています。

 

前回までの2つの力と同様、
日々の生活と結びつきの強い力
ですから

 

毎日の生活の中で
伸ばすことができますので
お伝えしますね^^

 

空間認識力とは
物の位置や向き、形や大きさなどを
認知する能力で、
ある程度の能力が備わってくれば

 

実際に目の前にないものでも
脳内でイメージをして行動することが
できるのですが、

 

算数が苦手な子の中には
この空間認識力が
極端に弱い子がいます。

 

もともとの発達特性である
不注意、手先の不器用さ、
コミュニケーションの苦手さなどが
重なると

 

さらに生活の中で
困る場面が増えていきます。

 

周りとの比較や指摘によって
自信をなくし

苦手な活動を避けるようになり、
ますます発達が遅れる・・。
という悪循環に陥ってしまいます。

 

ならば、

避けたくなるような

苦手な活動は無理にやらせずに、

やりたくなる得意な
活動や遊びで伸ばしていきましょう!

 

というのが
発達科学コミュニケーション
考え方です^^
 
 

なんでこんなことができないの?と怒ってしまうママへ▼

 
 
いくつか
活動例をあげてみますね。

 

◎運動が得意な子なら
鬼ごっこやボール遊び

 

◎家の中の遊びを好む子なら
お絵描きやパズル、ブロック
プログラミング

 

◎お手伝いが好きな子は
棚の整理整頓
お料理

 

◎買い物好きな子なら
スーパーで買いたい商品を探す
商品を買い物バックに詰める
 
声かけのポイント
 
・「上から2番目の棚の
右端に片付けられるかな?」
位置を示す言葉を使う
 
・「このバックに買ったものが
全部入るかな?」
容量を予測しながら袋詰めする
 
・「ピーマンを半分に切ったら
どんな形かな?」
形をイメージしながら切ってみる

 

というように、
ママの声かけでより一層
楽しみが増すように
工夫してみてください。

 

ただし、これができるのは、
親子のコミュニケーションがスムーズ
になってからです。

 

今はすっかり自信をなくしていて
ゲームやYoutube以外に興味を
示さないようなら、

 

まずは
肯定の注目を増やして
親子のコミュニケーションを
スムーズにしていきましょうね!
 
 
 
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