4年生になって通級から普通級になった元塾生のお話し

算数障害とは

4年生になるタイミングで
入学以来通っていた通級から
普通級での学習を始めることになった

元塾生Tくんのお話しです。

一般的には、
学年があがるタイミングで、
それまでなんとか普通級で
がんばってきた子が

より理解を深めるために
通級での学習を選択する。
ということが多いです。

ところが、
このTくんの場合は
学年があがるにつれ、

本来持っていた算数力
発揮できるようになっていき、

「4年生からは普通級で
勉強しよう!」

と先生から言われたそうなんです。

Tくん自身も、
「ボク、なんだか算数が
得意になってきたかも^^」と、

算数への自信を高めていきました。

では、どうやってTくんの
算数力が開花したのでしょうか?

答えはシンプルです。

Tくんにあったやり方
大人が対応しただけです。

 

Tくんは

身体を動かすのが大好き!

好奇心旺盛!!

好きなものにはのめりこむ!!

計算は得意!

Tくんの苦手は

文字を書くこと。

文章を読むこと。

教えられた手順通りにやること。

興味がないことには集中できず、
じっと座ることが苦痛な様子だった
Tくんは、
学校の授業だけでヘトヘト・・

塾では
「足が痛い」
「頭が痛い」
と身体的な不調を
訴えることもよくありました。

そこで私は、
「学校のやり方」にはこだわらず、

ひっ算を書かずに
計算できるなんてすごい!

文章題を読んでもらっただけで
答えがスッとわかるなんてすごい!

と、できてることを褒めました。

式を書くのが面倒なら
口で言うだけでいいよ!

口頭で答えさせてハナマル
あげました。

「え?それでできるようになるの?」
と思われる方もいるかもしれません。

これが実は
算数力を開花させるポイント!!

特に学習面で課題のある子は、
全てにおいて課題があるというよりも
「部分的」に課題がある子です。

なのに、
その「部分」が目立ってしまうから

自分はできない=つまらない=嫌い
となってしまう。

できるところからの
小さな成功体験があることで

学習障害があったとしても
本人が「嫌い」にならなければ
突破口はいくらでもあるんです^^

実際T君は算数の面白さにのめりこみ、
「算数が得意になってきた!」と
言うようになりました。

T君がここまで来るのに
2年間かかりました。

理由は1回にかけられる時間が
塾では限られていたこと。
週2回会うだけでは

子どもの脳を発達させるには
不十分な量なのです。

未発達な子どもの脳を育てるには
質より量が必要です。

だからこそ、
学校のやり方でも
塾に通わせることでもなく

毎日小さな「算数できた!」
という感覚を実感させてあげられる
ことが何よりも大事なんです。

じゃあ、毎日その体験を
させてあげられるのは?

そう、ママですよね^^

だから私は自分が子どもと
短時間で関わる塾という仕事から

ママがその関わりができる
この仕事を選びました。

これまで「できない!」と
言っていたことが
次々と「できる!」に変わり、

嫌いだった算数もあっという間に
「おもしろい!」に変わる!

そんなわが子の姿見られたら
どんな気持ちになりますか?^^

おうちでママと過ごす時間が増える
春休みは発コミュを始める
大チャンスですよ!

 

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