計算ドリルを前にして
やる気をなくした時、
ママが困る子どもの様子は
大きく分けて3つのタイプに分かれます。
①だんまり沈黙タイプ
②隙あらば逃げ出すタイプ
③イライラ暴走タイプ
今日は
①だんまり沈黙タイプの子について
固まってしまう理由と対応法に
ついてお話ししますね。
苦手な計算ドリルを前に
机に突っ伏して動かない
問題を見つめたままフリーズ
「何がわからないの?」
「どうしたいの?」
何を言ってもだんまり・・。
そんな様子に
イライラしてしまうことは
イライラしてしまうことは
ありませんか?
実はそれは脳のSOSサイン。
「きっとできない」
「きっとわからない」
という強い不安から
身を守るために
すべての行動にストップを
かけているのです。
すべての行動にストップを
かけているのです。
そこでママが
イライラオーラを出せば
イライラオーラを出せば
さらに不安は増すばかりですから
逆効果です。
「ちゃんと言いなさい!」
「黙ってちゃわからないでしょ!」
と無理に話させようとせずに、
と無理に話させようとせずに、
できていることだけに注目して
安心できる環境をつくり、
自信を育むことで改善していきます。
私の塾にもこのタイプの男の子が
いました。
低学年のうちはあまり
気にならなかったのですが、
4年生ごろから、
わからない問題にぶつかると
声を発せずに固まってしまう
ようになりました。
ようになりました。
とても繊細で優しい心の持ち主
だったので、
成長と共に「できないいこと」への
不安やストレスが
大きくなっていたのかもしれません。
そこで私がやったのは
言葉を使わないコミュニケーション。
「もっと簡単な問題を
やってみるならこの指、
やってみるならこの指、
今日はもう終わりにしたいなら
この指をタッチしてみて!」
と、2本の指を立てて
どちらかを選ばせるようにしました。
そうすると、指をタッチして
意志表示をしてくれました。
本人の意思とは関係なく、
「声がでない状態」だということを
理解して対応することで
脳のストレスを減らして
元気な状態に戻していくことが
できます。

