「数の感覚」は日常の楽しい会話で育てる

算数障害とは
今日は
日々の生活の楽しい親子の会話で
数の感覚は育つ!と言うお話しです。

 
算数ができる子どもたちは、
就学前から日常生活の中で
「数の感覚」を自然に身につけています。
例えば、

「このサラダを盛り付けるにはこの大きさのお皿がピッタリ!」

「あと5分だと、ゲームをやる時間はないな・・」

「自分の順番が回ってくるまであと2人だ!」
こういった判断ができるのは、
数の感覚が備わっているからなんですね。
 

一方、発達グレーの子ども達は、
就学前に身につけるはずの力が
すべて揃っていない状態なので、

「数の感覚」が育っていなかったり、
偏っていたりするのです。
これは、ママの育て方の問題でも
子どもの努力不足によるものでもありません。

生まれながらの脳の発達特性
によるものです。
けれども、
発達の特性に気づいていないママは
算数の授業でつまずいたわが子に
戸惑ってしまいます。
そこで慌てたママがやりがちなのは、
つまずいている算数を
おうちで教え込もうと躍起になることです。
実はこれは、逆効果!!

脳の発達の特性によってできないことを
「なんでわからないの!?」とゴリゴリ教えようとしても
どんどん算数が嫌いになる一方ですよね。
じゃあ、どうすればいいか?
親子の会話を楽しみながら
子どもの数の感覚を育ててみましょう!
ここで大切なのは、
できることに注目し、
肯定の声かけをすることです。
もしも、サラダを盛るのには
大きすぎるお皿を持ってきたなら、
まずは、
「お皿持ってきてくれたんだねありがとう!」
肯定します。
そして、
ぜひそのままサラダを盛ってみてください。
「お皿が大きすぎる!」ときづいたら
「よく気づいたね」とまた肯定です。
どれくらいのお皿ならピッタリかな?
と考え、
ちょうどいい大きさのお皿を選べたら
もちろん肯定です^^
こうやって親子で楽しく会話しながら
「数の感覚」を身につけていくことができます。
楽しく育てた「感覚」が
学校の算数の理解にもつながりますよ。
ぜひやってみてくださいね。

 
 
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