算数でつまずくADHDの子の「視野を広げるかかわり」

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今日は、
算数でつまずきやすい子ほど大事な

「視野を広げるかかわり」
についてお話ししますね。

✔ 計算がうまくいかないと癇癪
✔ ひとつ間違えると全部イヤになる
✔ 「もうやらない!」と投げ出す

算数でこんな様子が出ているなら、
それは
視野がぐっと狭くなっているサイン
かもしれません。

ADHDタイプの子は、
興味のあることには
驚くほど集中します。

一方で、
苦手なこと・うまくいかないことに
直面すると、

頭の中が
「今・ここ・この問題」だけに
なってしまいがちです。

すると、

✔ 他のやり方を考えられない
✔ さっきできたことも思い出せない
✔ 「できない自分」しか見えなくなる
という状態に入ります。

これが、
算数で急に荒れたり
投げ出したりする正体です。

そこで、
ママができるのは、

ほんの少し
「見える世界を広げる声かけ」
足すことだけ。

たとえば…

「この問題、
前にできたのと似てるよね?」

「答えは違っても、
ここまでは合ってたよ!」

「さっきまでの集中力
すごかったね!」

 
こんな一言で、
子どもの脳は
うまくいってた時のことや
できる自分を思い出します。

そして、

「こっちの問題からやる?」
「ここまでで終わりにする?」
「あとでやる?」

と、問いかけることで
「他にも選択肢がある」
と気づきます。

ADHDタイプの子は、
一点集中だからこそ、

世界が広がった瞬間に
一気に動き出せる子です。

算数でも同じ。
間違いを減らすより先に、
見える世界を広げてあげること。

それが、
「またやってみようかな」
につながる第一歩です。

ママのひと言で、
算数は
“間違いを指摘される勉強”から
“安心して考える勉強”に変わります。

冬休みは日々の生活の中で
視野を広げるかかわりを
増やすチャンスです!

冬休みの声かけ次第で
3学期のスタートが変わります。
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