昨日は、
通知表を開く前のママの心構え
についてお伝えしました。
通知表を開く前のママの心構え
についてお伝えしました。
今日は、
2学期の成績を見て
2学期の成績を見て
「やっぱり算数は苦手なんだ…」
と自信をなくしている子に、
おうちだからこそできる
「バツ×のない算数」で
本当の力を伸ばすお話です。
「バツ×のない算数」で
本当の力を伸ばすお話です。
算数が苦手な子が
「さんすうキライ!」に
なってしまう一番の理由は、
「さんすうキライ!」に
なってしまう一番の理由は、
テストやドリルで
バツ×がたくさんつく経験を
重ねていること。
バツ×がたくさんつく経験を
重ねていること。
一生懸命考えても、
答えが違えば×。
やり方が違えば×。
答えが違えば×。
やり方が違えば×。
それが続けば
「どうせやってもダメ」と
感じてしまうのも
無理はありません。
「どうせやってもダメ」と
感じてしまうのも
無理はありません。
では、もしも――
どんな考え方をしても、
たとえ答えが間違っていても、
家ではバツ×がつかなかったら
どうでしょう?
どうでしょう?
本来、
算数の解き方は一つではありません。
算数の解き方は一つではありません。
いろんな考え方があっていい。
いろんな道筋で答えに近づいていい。
いろんな道筋で答えに近づいていい。
たとえ答えにたどり着かなくても、
考えている時間そのものが
脳を育てています。
考えている時間そのものが
脳を育てています。
ただ、学校という集団の場では
どうしても「
このやり方で解きましょう」
と統一されます。
どうしても「
このやり方で解きましょう」
と統一されます。
その“たった一つのやり方”が
合わない子がいるのです。
合わない子がいるのです。
・かけ算が思い出せず
たし算で考える子
たし算で考える子
・ひっ算を書くのが苦手で
頭の中で整理する子
・自分なりの順番で
解こうとする子
そこには、
発達の特性や脳の使い方の違い
が関係しています。
発達の特性や脳の使い方の違い
が関係しています。
それは「できない」のではなく、
「やり方が違う」だけ。
「やり方が違う」だけ。
だからこそ、
ママの見方を少し
変えてあげてください。
ママの見方を少し
変えてあげてください。
「答えが合っているか」より
「どう考えたのか」。
「どう考えたのか」。
「正しいやり方か」より
「自分で考えたこと」。
「自分で考えたこと」。
「その考え方、面白いね」
「そこまでわかったんだね」
「よく考えたね」
「そこまでわかったんだね」
「よく考えたね」
そんな声かけがあるだけで、
子どもの脳は安心して動き始めます。
子どもの脳は安心して動き始めます。
そして、答えが間違っていても
バツ×をつけない。
バツ×をつけない。
ある受講生さんは、
お子さんと相談して
「間違いには別の色で丸をつける」と
決めました。
お子さんと相談して
「間違いには別の色で丸をつける」と
決めました。
すると、間違えることへの
抵抗がぐっと減ったそうです。
抵抗がぐっと減ったそうです。
バツ×のない場所で
自由に考える経験を積んだ子は、
算数そのものをイヤがらなくなります。
自由に考える経験を積んだ子は、
算数そのものをイヤがらなくなります。
その安心感こそが、
学習の大きな土台。
学習の大きな土台。
冬休みは、
その子の特性に合ったかかわり方に
切り替えて、
その子の特性に合ったかかわり方に
切り替えて、
本当は持っている算数の力を
育て直せる時間です。
育て直せる時間です。
ぜひ、日常生活の中でも
「バツ×をつけないかかわり」
を意識してみてくださいね。
「バツ×をつけないかかわり」
を意識してみてくださいね。

