周りのお友達は楽々覚えていく九九を
なぜか、わが子だけは覚えられない。
いつも同じところで詰まる。
ある特定の段だけが覚えられない。
何度も繰り返し練習して
ようやく覚えたと思ったら、
翌日にはまたすっかり忘れてしまっている。
そんなわが子に
怒っても仕方がないと思いつつ、
つい
「なんで!?」と問い詰めてしまう。
そんなママの言動が
子どもの感情を逆上させ、
収集のつかない親子バトルに発展・・。
こんな経験はありませんか?
なぜいつもこうなってしまうのか。
それはきっと、
わが子のためを思い、
できる限りのサポートをしているのに、
ことごとく期待を裏切られると感じ、
落胆してしまうからですね。
悲しそうな目をした子どもを見ると
こちらまで泣きたくなり、
「他の子と違う?」「他の子より劣っている?」
そんな不安が、
怒りの感情をますます
ヒートアップさせるのではないでしょうか?
そこには、
いつも他人の存在があります。
他の子、他のママとの比較です。
かつての私がそうでした。
そうなってしまうのは
ある意味、仕方がないことなのです。
なぜなら、私たちは、
「みんなと同じようにできる子がいい子」
という教育を受けてきたからです。
これまで培ってきた
私たち大人の価値観を急に変えるのは
難しいですね。
けれども、
今のやり方が上手くいかないのなら、
他のやり方を探してみませんか?