毎日のイライラ解消!算数が苦手な子の集中力を高めるヒント

日常で伸ばす

 

算数が苦手な子のママの多くは「わが子に集中力をつけたい!」そう思っているのではないでしょうか。なぜ集中力がすぐにきれてしまうのか?理由と対応法についてお話しします。

算数が苦手な子にとって宿題は脳の負荷が大きすぎる!

ようやく宿題をやり始めたとおもったらすぐに集中力が切れてしまい先に進まない。
そんな時、つい、「集中しなさい!」ってイライラしちゃいますよね。
算数が苦手な子どもたちのママの多くは、わが子に集中力をつけたい!
そう思っているのではないでしょうか?
ではなぜ集中できないのか?
脳は過剰なスレスや負荷がかかると機能が低下します。
算数が苦手な子にとって算数の宿題は面倒で難しいものですから
脳に大きな負荷がかかり、やる気や集中力がなくなるのは実は仕方がないことなのです。

算数が苦手な子の集中力が持たないワケ

集中力は
興味や関心の強さ
体調(疲労や睡眠不足など)
環境(静けさ、温度、明るさ)
発達特性
といった要因によって左右されます。
算数が著しく苦手な子どもの多くは、算数障害という発達特性を持っています。
そして、その特性によって、体調や環境調整が上手くいかないことも多いのです。
つまり、定型発達の子にくらべると集中力を保つことが難しいのです。
さらに、
そもそも、子どもが集中できる時間は「年齢+1分」と言われており、
8歳の小学2年生なら約9分
6年生になっても15分以内
と、大人が考えるよりもうんと短いのです。
そこにママの「集中しなさい!」というイライラした声かけがプラスされると
脳へのストレスは大きくなるばかりですね。
では、どうすれば脳の負担を軽くしてあげられるかを考えていきましょう。

躊躇せずに宿題の負荷を減らす

脳が一番発達するのは「少し頑張ればできる!」と思える課題に向き合っているときなので、
「これならできそう!」という課題にしてあげるのが一番です。
具体的には、
量が多すぎるなら、量を減らしてあげる。
書くことが苦手なら、書かなくてもいい方法に変えてあげる。
理解ができていないのならわかりやすい説明を補足する。
と、躊躇せずにママがお手伝いしてあげてOKなんです。
一度手伝うと、毎回手伝うことになる?
できることもやらない子になる?
そんな心配はいりません。
なぜなら、
それは、脳を発達させるためのお手伝いだからです。
私が塾講師をしていた頃は、2学年以上さかのぼって復習することも珍しくありませんでした。
負荷をぐーんと軽くしてあげることで、「わかる!」「できる!」が増えて、学習習慣がつき
結果として、学習スピードがあがっていきました。

わが子の脳にピッタリは?と考えられるママになりましょう!

脳にちょうどいい負荷をかけることで、
集中して学習できた!
ママに褒めてもらえた!
そんな成功体験を重ねていけば、いつの間にか一人でやるようになり、よい学習習慣がついていきますよ。
わが子の脳にピッタリの負荷はどれくらい?
そんな風に考えられるママは最強です!!
それでもやっぱり躊躇してしまう・・というママはいつでもご相談くださいね。
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