ママの根拠のない思い込みで子どもの進路の選択肢を減らしていませんか。この記事では、算数が苦手な子どもの可能性を広げるための対応とママの声かけについてお伝えします。
苦手なことより、興味があることで進路は決まる
「うちの子、算数が苦手だから文系のほうが向いている」と思っていませんか?
学校の算数が苦手なことを理由に小学生のうちから子どもの進路を限定するのは早すぎます。
なぜなら、算数の苦手意識は教え方や学び方が合っていない場合にも生まれることがあり、
算数が苦手だった子どもが成長過程で得意分野を見つけ、それが理系の分野だったというケースも珍しくはないからです。
算数が苦手だった子どもが成長過程で得意分野を見つけ、それが理系の分野だったというケースも珍しくはないからです。
算数の得意・不得意だけで進路を決めつけるのではなく、子どもの「好奇心」に注目することが重要です。
例えば、「どうして星は光るの?」といった子どもの疑問から、自然科学や天文学に興味を持つこともあります。
これらの興味が深まれば、算数が苦手だった子どもでも理系の分野で活躍する可能性が広がります。
また、エンジニアやデザイナーなど、実際に手を動かす仕事では、算数の得意・不得意よりも創造力や問題解決能力が重視されます。
大切なのは、子ども自身の可能性を信じて見守りながら、
未来につながるさまざまな選択肢を一緒に見つけてあげることです。
未来につながるさまざまな選択肢を一緒に見つけてあげることです。
そのために、子どもが進路を選ぶときに「好きなことを追求してもいいんだ」と思えるような声かけを心がけましょう。
算数が苦手な子の算数力の伸ばし方
そもそも、小学校入学以降、特に算数の授業でつまずきを感じる子ども達は
「算数ができない子」なのでしょうか?
「算数ができない子」なのでしょうか?
いいえ、そうではありません。
なぜなら、算数を苦手に感じている原因は、脳の土台つくりが未完なだけであって、
土台を整えてあげれば、いくらでも発達するからです。
土台を整えてあげれば、いくらでも発達するからです。
今は、発達が進んでいる脳のエリアと、発達がゆっくりなエリアとの差が大きいので、
できることとできないことが極端な状態です。
できることとできないことが極端な状態です。
ですから、「みんなと同じやり方」を押しつけてしまうと、ますます苦手意識が強くなります。
ブロックやカードなどを使ったり、ゲーム形式で取り組むなど、楽しく学ぶ方法を試してみたり、
料理で分量を測る、買い物でおつりを計算する、といった日常的な場面で、算数が役に立つことを体験させることで苦手意識が薄れることもあります。
「〇年生だからこれができなければならない」という枠に
とらわれず、
とらわれず、
遊び心を持って柔軟に取り組める方法で
算数力をのばすことができます。
算数力をのばすことができます。
子どもの進路の選択肢を増やすママの声かけ3選
大人が子どもの将来を考えるとき、大人の根拠のない思い込みや経験が影響しがちです。
「算数ができないと理系は無理」といった大人の思い込みが、子どもの選択肢を減らしてしまうことがにないように、
毎日の会話の中で意識して使ってほしい声かけを3つご紹介しますね!
①それいいね!
できるかどうかは別として、子どもの想いや意見を認め、肯定します。
自分の発想を大好きなママが認めてくれている!そう思えることが実際の行動につながります。
②そう思うんだね
ママとしては、「それは、ちょっと・・」と困惑するようなときは、
否定もせず、肯定もせず、ひとまず受け止めます。
否定もせず、肯定もせず、ひとまず受け止めます。
これからの時代に必要となるのは、自己表現力です。どんな表現をしても「否定されない」という環境をつくってあげられるのはママだけです。
③どうすれば叶うかな?
やりたいことを実現するための方法を具体的に考えることが
学ぶ意欲につながります。
学ぶ意欲につながります。
今は算数が苦手であっても、興味や得意分野を見つけることで将来の可能性は
無限に広がります。
無限に広がります。
ママがわが子の脳の発達段階を理解してわが子の専門家になれば、子どものペースに合わせて学びをサポートしながら、
子どもの可能性を信じて選択肢を広げてあげることができますよ。