算数が苦手な小学生ママの多くが抱えるお悩み「一人で宿題をやらない」「やりはじめてもすぐに集中力が切れる」は当たり前だった!?この記事では子どもが宿題をやらなくなる理由と、宿題を短時間で集中して終わらせるための声かけのポイントをお話しします。
算数が苦手な子どもが宿題をやらないのは当たり前!?
ようやく宿題をやり始めたとおもったら
すぐに集中力が切れてしまい先に進まない。
すぐに集中力が切れてしまい先に進まない。
そんな時、つい、「集中しなさい!」
ってイライラしちゃいますよね。
ってイライラしちゃいますよね。
けれども、ママに知っておいてほしいのは、
子どもが集中できる時間は大人が思うより
うーんと短い!
うーんと短い!
ってことです。
子どもが集中できる時間って
何分ぐらいだと思いますか?
何分ぐらいだと思いますか?
正解は、年齢+1分!!
8歳の小学2年生なら約9分。
小学6年生になっても15分以内。
なんです。
小学6年生になっても15分以内。
なんです。
「毎日グズグズして、
学校の宿題に2時間くらいかかります。」
学校の宿題に2時間くらいかかります。」
なんていう話を時々聞きますが、
それはもう、完全な時間オーバーです。
それはもう、完全な時間オーバーです。
本来集中できるはずの時間を大幅に越えた宿題タイムは
子どもにとって苦行でしかありません。
子どもにとって苦行でしかありません。
しかも、ずーっと怒られっぱなしでは、
もともと算数に苦手意識を持っている子なら
宿題をやらなくなるのは当たり前とも言えます。
宿題をやらなくなるのは当たり前とも言えます。
算数が苦手な子に学習習慣をつけるためには、
いかに短い時間で集中させるか
が大事なポイントになるのです。
が大事なポイントになるのです。
そして、そのポイントの鍵を握るのは
ママの声かけです。
ママの声かけです。
算数が苦手な子どもの集中力を持続させるママの声かけ例
集中力は、
・興味や関心の強さ
・体調(疲労や睡眠不足など)
・環境(静けさ、温度、明るさ)
・発達特性
・体調(疲労や睡眠不足など)
・環境(静けさ、温度、明るさ)
・発達特性
といった要因によって左右されます。
算数が苦手な子どもは
算数障害という発達特性が
要因となっていることが多く、
要因となっていることが多く、
体調や環境が整っていても、興味関心が向かないと、
集中力を保つことができません。
集中力を保つことができません。
では、苦手な算数の宿題に
どうやって興味や関心をもたせるか?
どうやって興味や関心をもたせるか?
それは、ママの声かけ次第ということになります。
子どもの集中力を持続させるための
ママの声かけのポイント3つを
ママの声かけのポイント3つを
車の運転に例えてみると、
①スタートのアクセルを踏む
②エンストする前にもう一度アクセルを踏む
③ゴール手前で止まっても褒める
②エンストする前にもう一度アクセルを踏む
③ゴール手前で止まっても褒める
となります。
中でも①のスタートが一番重要です。
なぜなら脳は行動をスタートさせるときに
一番大きな負荷がかかるからです。
一番大きな負荷がかかるからです。
これを計算ドリルに置き換えた
具体的な声かけ例がこちら・・
具体的な声かけ例がこちら・・
①「この(イラストの)キャラクター、
なんていう名前?かわいいね」
「ヒントがここに書いてあるんだね」
なんていう名前?かわいいね」
「ヒントがここに書いてあるんだね」
まず、ママと一緒に計算ドリルに
目を向けるところからスタートです。
目を向けるところからスタートです。
②「こんなむずかしい問題が解けるんだね!」
「もうここまでできたね、あとちょっと!」
「もうここまでできたね、あとちょっと!」
集中力が途切れる前にアクセルをふみ直します。
③「ここまでよく一人でできたね。ハナマル!!」
途中までしかできなくてもそれまでの努力を認めます。
(10分間集中できたらハナマルですよ!!)
(10分間集中できたらハナマルですよ!!)
算数が苦手な子の宿題時間は毎日たった10分でOK
毎日たった10分だけでも
宿題に集中することができれば
そのことを褒めてあげる!
宿題に集中することができれば
そのことを褒めてあげる!
これを毎日くり返すことで、
宿題=苦行の時間
が、
宿題=褒めてもらえる時間
へと変わります。
が、
宿題=褒めてもらえる時間
へと変わります。
やればできる!という自信がつけば
集中できる時間は次第に伸びて、
集中できる時間は次第に伸びて、
それまで一人で宿題をやらなかった子が
言われなくても自分から
宿題をやり始めるようになります。
言われなくても自分から
宿題をやり始めるようになります。
子どもが宿題に集中できる時間は
10分だけ!と割り切り、
10分だけ!と割り切り、
その10分でどれだけ脳を動かせるか?
そんな作戦が立てられるママになれば、
子育ては楽しくなりますよ。
子育ては楽しくなりますよ。
執筆者:草なぎりみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)