昨日は、塾講師時代の
上手くいかなかった「躾け教育」について
のおはなしでした。
上手くいかなかった理由は、
私の間違った思い込みからでした。
その思い込みとは・・
✔できない勉強をできるようにするのが
塾講師の使命だと思い込んでいたこと
✔「昭和の教育スタイル」で躾けるべき!と
思い込んでいたこと
そして、今日はもう一つ、
✔「これぐらいはできるはず!」
という私の間違った思い込み
に気づかせてくれた
小学4年生の男の子のお話しです。
少し長くなりますので、
今日、明日の2日分けてお話ししますね。
小学校入学前から通ってくれていた
Rくんは、
甘えん坊で笑顔が可愛い
元気な男の子でした。
国語、算数ともに
大まかな理解はできているけれど、
✔文章題が苦手
✔図形問題が苦手
✔集中力が持続しない
✔気分にムラがある
といった傾向があり、
学年が上がるにつれ、
週2回の教室通いが
負担になっている様子でした。
私は、
そんなRくんの様子を考慮して、
そんなRくんの様子を考慮して、
「これならできるだろう」という
復習問題を中心に指導していました。
けれども、
調子がいい時はスラスラと解ける問題も、
その日の気分によっては全く進みません。
「できるはずの問題」を前に、
やる気がない態度のRくんに対して私は、
「姿勢をよくして!」
「よく読んで!」
「ちゃんと考えて!」
と、否定的な言葉で
Rくんのやる気をどんどん
減退させていきました。
私との攻防は続き、
ついには、
ヒートアップしてしまった私に反抗して
泣きながら帰ってしまう
ということがありました。
ということがありました。
その夜おうちに電話をかけて様子を伺うと、
Rくんはママに
「塾はやめたくない!」
「今やっている勉強が難しすぎるから
もっと簡単にしてほしい!」
と訴えていたそうです。
もうこのままやめてしまうことも
覚悟していた私は、
彼が教室での学習を続けたいと
思っていることに驚きました。
そして、
Rくんが怠けているのではないこと、
本当は
勉強ができるようになりたい!と
勉強ができるようになりたい!と
思っていることを知り、
それまでの私の対応を反省しました。
そこで私は
ママと作戦を立てました。
Rくんに、
勉強ができた!わかった!
という成功体験を積み、
という成功体験を積み、
自信を取り戻す作戦です^^
その作戦の内容は、
〇教室滞在時間は20分!
〇実質学習時間は10分!
〇学習内容は2年生の問題に遡って復習する!
〇集中して取り組んだことを
教室でも、おうちでも、めいっぱい褒める!
というものです。
するとどうなったか?
Rくんの驚くべき変化と、
私の大切な気づきについては
明日お話ししますね。