イライラ指示をやめたら自分で宿題をやりはじめました!

小学校の算数

今日は、

わが子の「できないこと」が気になり
いつもイライラしていたママが、
子どものできていることに
注目するようになったら
一人で宿題をするようになった!
という元塾生Hくんのお話しです。
Hくんは、
コツコツ学習に取り組む
真面目で優しい男の子でした。
ただ、
一度にたくさんのことを覚えられず、
理解や情報を処理するのに時間がかかりました。
✔小2になっても指を使って計算
✔計算の手順が覚えられない
✔計算に時間がかかる
といった算数の苦手もありました。
小学校入学後、
学習全般、特に算数の遅れが
気になりだしたわが子のことが
心配になったママは、
「なんとか学校の授業についていってほしい」
とお家で算数を教えようと一生懸命でした。

 
ママが頑張れば頑張るだけ
お家での宿題タイムは
どんどん
親子にとってツラい時間となりました、
 
 
怒りたくないのに、
できないことばかりを指摘して
イライラが止まらない私はダメな母・・。

そんな風に

ママが母としての自信を
失っていくのと同時に、

Hくんもまた
「できない自分」を意識し
どんどん自信をなくしていきました。
教室では、

✔1問でも間違うと
そこから全く動けなくなる。
 
✔初めての問題はやる前から拒否する。
など、
明らかに学習へのやる気が低下していきました。
何より、笑顔が可愛かったHくんから
笑顔がいっさい見られなくなりました。
このままでは状況が悪化する一方だと
気づいたママは、
いよいよ本気で自分を変えようと
決意されました。
私は面談のたびに
Hくんのできていることを伝え、
発達特性についてお話ししました。
ママは、
わが子の笑顔を取り戻すために
自分を変える努力を
しつづけられました。
その結果、どうなったか?
Hくんは
自分のペースで
自主的に宿題をやり始めたのです!

ある日の面談で、Hくんのお家での様子を
こう話してくれました。
『宿題の前にゲームをやっていても
気にせず本人に任せていたら、
自分で区切りをつけて
宿題も一人でやってます。
 
「宿題は?」ときくと、
「もうとっくに終わってるよ!」
笑顔で言ってくれる日もあるんです!
 
子どもの頑張りを認め、
「できないこと」があってもいい!
と思えるようになったことで
子育てがとてもラクで楽しくなりました!
私は、ママがわが子を理解して
かかわり方を変えることで
親子の関係が
こんなにも大きく変わるのだと
嬉しく感動しました。
その後、
Hくんにはさらに嬉しい変化がありました!
 
どんな変化をもたらしたか?については
明日お伝えしますね。
 
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