前回お話しした元塾生Hくんの
大きな変化とは、
得意教科が見つかった!
ということです。
社会科の授業に興味を持ったHくんは
授業に楽しく参加するようになり、
これまでいい点をとることを
諦めていたテストで
「100点をとりたい!」
というまでになったのです。
社会科が得意なパパに
教えてもらいながら、
自分から意欲的に学び始めたことを
ママはとても嬉しそうに
報告してくださいました。
「苦手な算数の宿題は
サッとすまして
大好きな社会科の
勉強時間を確保してます。」
と、算数を教えている私に
申し訳なさそうに
申し訳なさそうに
話してくださいましたが、
私は「大賛成です!!」とお答えしました^^
脳の発達のことを考えれば、
苦手な算数に時間を使うよりも、
得意な社会に時間を使う方が
断然いいですからね!
今日は、
「宿題をひとりで10分で終わらせる」までの
3ステップについてお話ししたいと思います。
算数の授業に遅れがちな
発達グレーの子ども達にとって
いきなり「ひとりで・・」はハードルが高いですね。
そこで、
スモールステップで学習習慣をつけていきます。
ステップ1
ママと一緒に10分で宿題をすませます。
ここでは、ママは惜しみなく全面協力してOKです!
ステップ2
ママは見守るだけ。10分間子どもだけでやらせます。
(間違ってもOK,わからない問題はとばしてもOK)
ママはスタートから終わりまで声かけを絶やさず応援します!
ステップ3
ママはスタート時だけ声をかけて、やり始めたら
「10分たったら見に来るね」とその場を離れます。
宿題の内容によっては、
ステップ1~3を行ったり来たり
するかもしれませんが、
これを繰り返すうちに
宿題をサッとすませる習慣がつき、
「宿題は?」ときくと
「もう全部終わったよ!」と
笑って答えてくれるようになりますよ。
ぜひやってみてくださいね。