発達グレーゾーンの子の
勉強中の問題行動に悩むママへ
発達グレーゾーンのお子さんの相談を受け続けて
自信をもって言えることは、
勉強中の問題行動がある子は、
脳の発達段階に合った対応をすれば
自分から勉強に向かうようになる。
ということです。

うちの子、
勉強になると止まってしまう…。
やる気がないのかな。
集中力がないのかな。
そう感じているママへ。
このページでは、
勉強中に止まってしまう理由と、
家庭でできるかかわり方をお伝えしていきます。
気持ちだけで乗り越えようとしなくて
大丈夫です。
まずは、
今のお子さんの状態を知ることから
始めましょう。
発達グレーゾーンの子とは?
発達グレーゾーンの子とは、
発達に特性があり、困りごとはあるけれど、
診断名がはっきりついていなかったり、
周りから気づかれにくかったりする子
のことです。
たとえば、
- 話は聞いているように見えるのに
行動に移せない - できる日とできない日の差が大きい
- 好きなことには集中できるのに、
勉強になると止まる - 間違いや失敗に強く反応する
- 頭ではわかっていても行動が追いつかない
そんな様子が見られることがあります。
一見すると、
「やる気がない」
「集中力がない」
「甘えている」
と見えやすいのですが、
実際には脳の発達の仕方に特性があり、
勉強の場面で困りごとが
出やすくなっていることがあります。
特に、学校の勉強は
「座る」「聞く」「考える」「書く」
「間違いを受け止める」
といった力を同時に使うため、
発達グレーゾーンの子にとっては負担が大きく、
勉強中の問題行動として表れやすいのです。

勉強中の問題行動チェック
今のお子さんと勉強中の様子について、
あてはまるものがあるか見てみてください。
▼クリックするとチェックできます。
勉強中の問題行動チェック
このチェックリストは、
「できている/できていない」を
測るものではありません。
どこで止まっているか?を見るものです。
今の状態を知ることで
「改善ポイント」が見えてきます。
〇診断結果〇
☑ 1〜3個
スタートでつまずいている状態
・「取りかかり」にブレーキがかかってしまう
☑ 4〜6個
途中で止まりやすい状態
・負荷がかかった瞬間に止まって進めなくなる
☑ 7個以上
ほとんど動けなくなっている状態
・不安から守るための脳の防御反応が出やすい

いかがでしたか。
今のお子さんは勉強の内容そのものよりも、
勉強中に感じる不安や負担で
止まりやすくなっているのかもしれませんね。
どんなかかわりが必要なの?
勉強中の問題行動がある子には、
勉強の場面だけで何とかしようと
するのではなく、
日ごろの声かけから
変えていくことが大切です。
なぜなら、発達グレーゾーンの子は、
勉強の時間になって急に不安や緊張が
大きくなるのではなく、
毎日の中で感じている不安や失敗体験が
積み重なって、
勉強の場面で「止まる」「怒る」「投げ出す」
という形で出やすいからです。
だから私は、
宿題のときだけ声をかけるのではなく、
ふだんの生活の中で、
- できたこと
- 動けたこと
- やってみようとしたこと
そんな小さな行動を見つけて、
言葉にすることをお伝えしています。
たとえば、
- 起きられたね
- ごはんを食べてるね
- 話を聞こうとしたね
そんな日常の中での声かけが、
子どもの脳の安心を育て、
「やってみよう!」という土台になります。

その土台ができてくると、
勉強中も少しずつ崩れにくくなり、
自分から取り組める行動が増えていきます。
まずは、どこで止まるのか、
何が起きた瞬間に崩れるのかを見ることを
大切にしています。
変化はこんな形であらわれています
- 宿題に向かうまでの時間が短くなる
- 間違えても崩れにくくなる
- 「教えて」と言えるようになる
- 親の声かけを素直にきくようになる
さらに、
- 自分から宿題の話をする
- 「やってみる」と言う回数が増える
- 勉強の場面で泣いたり怒ったりする時間が
少なくなる
こうした小さな変化が、
勉強中の不安がやわらぎ、
学びに向かう力が育ち始めたサインです。
実際にあった変化
発コミュ体験者の声①
毎日「早くやりなさい」と言わないと
始められなかった子が、
自分から机に向かう日が増えました。

講座を受ける前は、
宿題のたびに親子バトルで、
私も毎日イライラしていました。
受講を始めて、
できている行動を見る声かけに変えたところ、
少しずつ自分からノートを開ける日が出てきて、
今では「今日の宿題これだよ」と
自分から話してくれるようになりました。
(小学4年生男子の母)
発コミュ体験者の声②
「もう無理」と泣いていた子が、
間違えてもやり直せるようになりました。

以前は、
わからない問題にぶつかるたびに泣いたり
怒ったりして、
勉強が止まっていました。
でも、毎日の生活での行動をよく見て、
先に安心できる声かけを増やしていったことで、
少しずつ崩れにくくなり、
「もう1回やってみる」と言える場面が
増えました。
(小学2年生女子の母)
発コミュ体験者の声③
「わからない!」と鉛筆を投げていた子が、
最後まで取り組めるようになりました。

以前は、
宿題の時間になるとすぐ不機嫌になり、
親が声をかけるたびに険悪な雰囲気に
なっていました。
今は、
全部を完璧にやらせようとするのではなく、
できた行動に注目するようにしたことで、
短い時間でも落ち着いて取り組める日が
増えています。
(小学2年生男子の母)
大きな変化は、
小さな安心の積み重ねから始まります。
まずは今の状態を知ることが、
未来を変える第一歩です
勉強中の問題行動は、
性格の問題でも、
やる気だけの問題でもありません。
今どこで止まっているのか。
どんなときに崩れやすいのか。
どんな声かけなら届きやすいのか。
まずはそこを知ることが、
お子さんの未来を変える第一歩です。

具体的な声かけやかかわり方は、
こちらで詳しくお伝えしています。
