知的障害児育児 18歳から親に丸投げされるの、私はごめんです

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知的障害児育児 
18歳から親に丸投げされるの、私はごめんです
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知的障害の我が子の生活を
将来親に丸投げされること
私はごめんです。

なぜなら、
自分の人生を送りたいからです。
たとえ知的障害の子どもがいても。

私自身の人生を
大切にしたいと思います。

知的障害とは?

知的障害について、
専門家からの説明を
お聞きになったことがありますか?

私は次男が知的障害だとわかった時、
恥ずかしながら全然知りませんでした。

医師から
「知的障害があって
発達がゆっくりだからね」
という説明を受け、

ゆっくり育っていくんだなーと
ボンヤリと思っていました。

厚生労働省は知的障害を
以下のように定義しています。

「知的機能の障害が発達期
(おおむね18歳まで)にあらわれ、
日常生活に支障が生じているため、
何らかの特別の援助を
必要とする状態にあるもの」

つまり、
日常生活を送るのに
サポートが必要で、

一人では生活ができない
ということです。

18歳以上の知的障害者の生活

18歳までは
親や家族、学校、
放課後等デイサービスなどで
サポートを行っていますが、
その先はどうでしょうか?

実は18歳以上の知的障害者の
約85%が自分の家や
アパートで暮らしており、

そのうち約75%が
親族等と暮らしています。

厚生労働省から
そのような結果が出ています。

つまり、
成人になった後は
親や家族に丸投げされているのです。

増える親子での負担

成人になった我が子のサポートが
毎日続く生活を想像できますか?

もし身辺の自立ができていなければ、
今以上に親子で負担を感じるでしょう。

もし意思疎通ができていなければ、
頑固さが増すでしょう。

もし行動力がなければ、
「作業所」「通所施設」に
通い続けることが
難しくなるかもしれません。

18歳を過ぎるとサポートが激減

18歳を過ぎるとサポートが激減すること
はわかっています。

実際に私のところへも、
18歳を過ぎて
おうちから出られなくなった、

通所施設との相性が悪くて
できていたことができなくなった

などの多くの相談が寄せられます。

幼児期・学童期のうちに対応を

できればこういった悩みは
幼児期・学童期のうちに対応できていれば、
社会に適応させることができるのですが、

知的障害のお子さんの生活は
本当に毎日が大変です。

現実としては、
あっという間に幼児期を過ぎて、
学童期を過ぎて、
中学・高校を経て
18歳になってしまいます。

社会に出るときになって
やっぱり発達が気になるという
状況になることが多いのです。

知的障害のお子さんの特徴

知的障害のお子さんは、
脳(発達)に影響があるため以
下のような一般的な発達の悩みに加え、
日常生活もサポートが必要という
ダブルの悩みあります。

  • 読み書きが苦手
  • おしゃべりが苦手
  • 不器用さがある
  • 多動や不注意がある
  • コミュニケーションが苦手

早期のサポートが重要

やはり早めから発達のサポートを行うことで、
将来の悩みを小さくし、
社会に出て活躍できる力を
つけられると私は考えています。

どんな考えで子どもと接するか? そこで、どんな考えで子どもと接したらいいのか?家庭で何をしたらいいのか? 知的障害児専用の新しい教育のステージを開発しましたので、次回お話ししようと思います! では^^

 

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この記事を書いた人

私は小学校2年生の男女の双子を育てています、
息子はダウン症を伴う知的障害があり、
最初は彼のサポートに全力を注いでいました。

ですが、長女が小学校入学2週間で不登校になったとき、
「本当に助けが必要だったのはグレーゾーンの彼女だった」
と気づいたんです。

普通級で頑張る彼女の「できない」が
続く毎日を変えるために、
私は【やらせずにできる】
おうち教育メソッドを作りました。

このメソッドはママの声かけを変えるだけ。
子どもが自分から動き出し、「できる」を増やしています。

お母さんの声かけが変われば
知的グレーゾーンの子どもは劇的に変化します。

お子さんの今も未来も諦めなくていい、
一緒に進んでいきましょう!

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身辺自立
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