グレーゾーンの困りごと 「なんでそうなるの?」に答えます

2学期を前にして
不安や緊張が強くなって、
ちょっと不機嫌になったり

 

園や学校に行きたくないモード
なったりする子が
増える時期ですよね。

 

今日は「安心感×挑戦」
同時に育てる関わり方を、


グレーゾーンのお子さんの
脳の発達の仕組み
から
解説しますね。

グレーゾーンの子どもは、
「脳にかかる負荷」が強くなると
不安やイライラが
行動に出やすい子が多いです。

例えば…

集会や発表会など
「大勢の人の前」

運動会や音楽会など
「イレギュラーな場面」

「自由にやってみよう」
と言われる自由活動

こうした場面では
「何をどうすればいいか」
が見えにくく、


脳がごちゃごちゃして
パンクしやすいんです。

これを脳科学的にいうと、
「見通しが持てない=
情報処理に負荷が
かかっている状態」

だから
「なんでできないの?」
「やればいいでしょ!」
の声かけは逆効果。


余計に脳がフリーズして、
動けなくなってしまうのです。

脳は「安心できる」
ときにこそ力を発揮します。


人の発達は順番に進むもので、

見る(後頭葉)
聞く(側頭葉)
話す・動く(前頭葉)

という流れで育っていきます。

グレーゾーンの子は、
「見る・聞く」
の段階でつまずいている子が
多いです。

なのに
「話す・動く」
を求められてしまう。

これが不安や緊張を増やし、
行事や人前で固まる原因に
なるんです。

じゃあどうすればいいの?

答えはシンプルで、
行動を通して
脳に安心と見通しを
与えること
です。

具体的には…

実況中継してあげる
子どもの行動を
そのまま言葉にして返す。


「ご飯食べたね」
「朝自分で起きたね」


「わかってもらえた」
という安心が、
挑戦につながります。

小さな挑戦に切り分ける
「全部やろう」ではなく
「ここまでできたらOK」にする。


挑戦が怖いことから
できることに変わります。

失敗を許容する
安全基地をつくる


「失敗しても大丈夫」
と伝えることで、
挑戦の継続力が育ちます。

この繰り返しが
「安心感×挑戦」の
両輪を回し、


不安や緊張が強い子を
“笑顔で挑戦できる子”
に変えていくのです。

発達科学コミュニケーションの
メソッド
肯定の10テクニックを
実践していると、


この関わり方が
自然に生活に溶け込み、
子どもの安心と挑戦意欲が
加速します。

夏休み明けは特に
不安や緊張が高まる時期。


「安心スイッチ」
を意識した声かけで、
お子さんの「できるかも!」
を引き出していきましょうね

 

 

では

 

 

タイトルとURLをコピーしました