気を使いすぎてしんどくなるグレーゾーンの子の見えないサイン
「うちの子、いい子すぎてしんどそう…」
「人の気持ちばっかり考えて、自分の気持ちは後回し」
なんか、うちの子損してるんだよなー
そんなふうに感じたこと、
ありませんか?
一生懸命まわりに合わせようとして、
人の顔色を見て、
がんばって、がんばって、
だけど報われずに
家に帰るとドッと疲れてしまう——。
それが、
グレーゾーンの子に多い
“気を使いすぎるタイプ”
の子のサインです。
なぜ疲れやすい?気を使いすぎるグレーゾーンの子の脳で起きていること
グレーゾーンタイプの子の脳の中では、
こんなことが起きています。
このタイプの子の脳は、
まわりの情報をすごく速く・たくさん処理しています。
人の表情や声のトーン、
教室の空気の変化、
すべてをキャッチして、
「安全?」
「大丈夫?」を確認し続けて・・。
だけど
それを年相応の心で支えるのは、
とても大変なことなんです。
優れた認知のアンテナに、
心の発達がまだ追いついていない。
だからこそ、
心の中でずっと緊張が続いてしまうんです。
そして、その“がんばりすぎ”が引き起こすこと
・人と関わると疲れてしまう
・間違えるのが怖くて手を挙げられない
・失敗したことをいつまでも気にする
・イライラしたり、
泣いたりして自己嫌悪になる
実はこれ、
「弱さ」ではなく脳の守る反応。
脳が「危険!」と感じるたびに、
体も心も“守りモード”に入ってしまうのです。
▼グレーゾーンを卒業する声かけ図鑑
グレーゾーンの子がラクに動けるようになるママの声かけ
不安や緊張でこだわりが強い
お子さんを責める必要はまったくありません。
だって、
お子さんは子どもは
「生きるために、がんばって守っている」
から。
ママができる、たった一つのこと
それは、
「この子は、感じる力が強いんだ」
と認めてあげること。
たった一言でも、
ママが“わかってくれた”と伝わると、
脳はホッとして、
次の行動が出やすくなります。
私がサポートしてきた中でも、
「失敗を怖がってた子が、
自分から挑戦できるようになった」
そんな変化はたくさんあります。
そのきっかけはいつも——
“安心の声”が脳に届いたとき
不安・緊張・こだわりを解消して、
行動できる脳に変わっていきます。



