今日は、
「慎重すぎて挑戦できない」
「周りを気にしすぎる」
そんなタイプのお子さんが、
自分から一歩を踏み出せた
生徒さんYさんの
変化のお話をします。
Yさんと個別相談でお話しした
「うちの子、
体操教室で
順番が来ても、
ただ鉄棒を握って終わり。
ぶら下がることも
せずに降りてきます」
「家では鉄棒を楽しみにしているのに、
体操教室では全然やらないんです」
この子は、いわゆる
周りをよく見る子
-
先生の説明は全部聞く
-
他の子がどうやっているか観察する
-
だけど、
自分の番が来ると固まってしまう
そんな様子を、
Yさんは「もったいない」
と感じていました。
このタイプの子に共通するのが、
「失敗したらどうしよう」
「間違えたら恥ずかしい」
という強い
“見られ意識”や
“完璧主義”です。
実はこれ、脳の特性によるもので、
決して
「やる気がない」
わけではないんです。
では、
どうやってこの子が
「挑戦できる子」になったのか
そのカギは、
ママのある“ひとつの声かけ”でした。
体操教室の前に、
ママにこんな風に
声をかけてもらいました。
「見るってこともすごいんだよ
もし、見た中で“あれやってみたい”って
思うのがあったら、教えてね」
この声かけで、
子どもの中の
選んでいい自由
が動き出しました。
次の週。
鉄棒の順番が来たとき、
突然お子さんが——
「ぶら下がってみる!」
と言ったそうです。
それには
先生もママもびっくり!
本人もとても誇らしげな表情
をしていたそうです。
挑戦できた理由はたったひとつ。
「やらされる」ではなく、
「自分で選んでいい」
と思えたこと。
これは、
周りをよく見ている子にとっては
とても大事なポイントです。
観察力がある分、
「あれは怖そう」
「これは難しそう」と
情報を集めすぎてしまいがち。
、“見てもいい・選んでいい”という
安全な土台があると、
「やってみよう」が
自然と芽生えてくるのです。
このお話から伝えたいのは、
挑戦しない子に
「やって!」と促すのではなく、
「いつかやってみたくなったら
応援するよ」
という関わりが、
脳にとっていちばんの
安心になるということ。
そしてその安心が、
“行動のスイッチ”になります。
「慎重すぎて困るな…」
「もっと積極的になってくれたら…」
そんな風に感じていたら、
まずは“そのままの子”をまるごと
受け止めるところから
始めてみませんか?
子どもの“今”に合わせた
声かけのヒントは、
こちらのページにも
たくさんまとめています
↓
https://desc-lab.com/matsushitakayo

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お子さんの未来を育てていきます

