=====
知的障害児
何度教えても覚えない子が
自分でできるようになる声かけ
=====
今日は
何度教えても覚えない子が
自分でできるようになる声かけ
についてお伝えします。
私は知的障害のある息子に
着替えなさい
着替えなさい
と何度も教えていた・・
そう、
教えていたつもりでした!
だけど
知的発達がゆっくりな
息子にとって
「着替えなさい」って
何にも教えてない
に等しかったんです。
私にとって
お着物を着てね
と言われるくらいの
難しさだと
今は思っています。
だから
非常識な教え方を
提案します!
①子どもが考えなくてもいいくらいに
「それくらいならできるよ」
という声かけにすること。
②それを1ヶ月くらい
繰り返すこと
昨日お伝えしたように
着替えなら
1ステップ
パジャマを脱ぐ
2ステップ
Tシャツを着る
3ステップ
スボンをはく
と3ステップに分解します!
そしてこれを
同じ順序で
1ヶ月繰り返します。
これ、何をしているか
というと
行動を学んでいるんです。
行動を覚えるには
行動を学ぶことが必要です。
つまり
自分で
行動を組み立て
それを順番通りに
実行できるように
学んでいるんです。
例えば着替えによって
3ステップで行動を起こすことを
学んだお子さんは
他の行動にも
応用できるようになります。
だから
一つ一つ教えなくても
いつの間には
あれもできてる
これもできてる
という状態になるんです。
毎月のレクチャーで
生徒さんから
・着替えも、
・トイレも、
・挨拶も、
・手を繋いで歩くことも、
できるようになりましたー。
という報告がよくあるのは
こんなカラクリがあるから!
1日に必要な身の回りのことは
200個あります!
(松下調べ)
苦手を感じやすいお子さんに
ひとつひとつ
教えますか?
それとも
たったひとつの
【行動を学ぶ力】を身につけて
一気にできることを
増やしていきますか?
私は
発達ゆっくりなお子さんこそ
脳の発達を加速させたい
そして
日常生活にかかる負担を減らし
自分の本来持っている力を発揮する
ステージに上がってほしいと
ステージに上がってほしいと
思います!
では