ADHDなどの発達障害やグレーゾーンのお子さんの困りごとや凸凹を早くなんとか減らしたいと思って、療育に通っているお子さんも多いかと思います。内容を理解して満足していますか?もし効果を実感できていないのなら、お家でのコミュニケーションも変えてみてほしいと思います。
1.発達障害やグレーゾーンの子どもの療育とは
療育とは、発達の困りごとがある子や特性が気になる子に、専門家によるその子の困りごとに合わせた教育支援プログラムのことです。
心理療法士、作業療法士、言語療法士など専門職が、大抵は個別にトレーニングをして生活の困りごとや不自由を減らせるように支援しトレーニングをしていきます。(場合によっては、集団トレーニングもあります。)
ADHDなどの発達障害の子はもちろんグレーゾーンの子でも、診断がない子でも通うことができる「療育」。
診断に抵抗があるご家庭や半年待ちとも聞く診断を待たなくていいので、ありがたいものですが、効果がなかなかでないこともあるようです。
発達障害があり療育に通ってはいます。
でも、何をしているか分かりません。
効果があるのかどうか分からないです。
意味があるのでしょうか?
子どもと先生が合わなくてやめました。
でも、何をしているか分かりません。
効果があるのかどうか分からないです。
意味があるのでしょうか?
子どもと先生が合わなくてやめました。
など、よく耳にする話です。 残念ながら、療育がすごく効果的です!という話はあまり聞きません。と言って、療育を否定しているわけではないので誤解しないでくださいね。
療育によって、効果が表れ発達や成長するお子さんももちろんいます。でも、それは個人差があるようです。
2.ADHDなどの発達障害やグレーゾーンの子どもに必要なものは
では、なぜ療育の効果を実感できないお母さんが多いのでしょうか?
それは、今発達途上の未熟な子ども達の脳にとって、必要なものは、圧倒的に質より量だからです!
療育の時間では、圧倒的に量が足りません。
これを勉強に置き換えて考えてみましょう。塾も専門の先生が教えてくれますよね。でも、それが週1回なのであればもちろん宿題がでますし、家庭学習が必須になります。
どうして家庭学習が必須なのか?そうしないと学力は上がらないからです!療育もそれと同じです。どんなに有名で評判のよい先生のところに通っていても、週1、2回では全然量が足りません!
勉強だったら家庭学習するのが当たり前。でも「療育」となると通っているだけでOKと思って満足しまいがちではないでしょうか?
勉強でも、家で学習するお子さんの方が圧倒的に伸びますよね!
療育についても同じことが言えます!
療育では、おうちではできないような集団でのトレーニング、 時間がないとなかなかできない手先の器用さのスキルアップ、家庭にはない道具を使った訓練などをやってもらったとします。では、おうち何をすればいいでしょうか?
おうちではお母さんがお子さんに合った発達を加速するコミュニケーションをとる。こうすると、お子さんの発達がグングン加速すること間違いありません!
療育の効果が実感できない。 療育にいつまで通わなくてはいけないのか?と不安なお母さん。24時間365日ご家庭で簡単にできるお子さんに合ったコミュニケーションを取り入れてみませんか?
ぜひ一緒に発達科学コミュニケーションで学んでいきましょう。
ADHDなどの発達障害のお子さんでもグレーゾーンのお子さんでも、困りごとが減っていきますよ。
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)