実はADHDかも!ママがうっかりさんだと思ったらやってほしい自分へのフォロー

忘れ物などのうっかり行動が多くて悩んでいるママさんはいませんか?うっかりの原因は、ママ自身にADHD傾向があるからかもしれません。鬱などの二次障害が起きる前に、子どもだけでなくママの抱えている困りごとも解決していきましょう。
 
 

1.うっかりママさんを助けたい!私の体験とトレーナーとしての決意

 
 
うっかり…忘れ物をしてしまう、仕事でミスをしてしまう、家事や育児で困ることを起こす。
 
 
このように、「うっかり」が原因で、日常生活で困っているママも多いのではないでしょうか。
 
 
自分がうっかりものだと思っているママは、注意欠陥多動性障害(ADHD)の傾向があるかもしれません。
 
 
 
 
私自身、うっかり行動が多く、日常生活や仕事で困ることも多いです。
 
 
過去の私は、ミスをしないようにしよう!と工夫をしているけれど、何度も同じようなミスを繰り返してしまい、「私ってなんでこうなんだろう…」と自信をなくしていました。
 
 
しっかりしたいという気持ちが強いけれど、失敗経験ばかりが増えていくのに自分が困っていることを他の人に打ち明けて相談することも苦手でした。
 
 
お気楽発言をすることでごまかし、一人で問題を抱えてネガティブな気持ちになることもありました。
 
 
更に、発達凸凹の子どもを育てていると、「私がしっかり子育てできていないから、この子はこんな行動をしてしまうのではないか…」と考え、自己肯定感も下がってしまい、辛い日々を送っていたこともあります。
 
 
こんな風にうっかりママさんが辛い思いをしていることがよくわかるからこそ、発達科学コミュニケーションADHD専門トレーナーとして、子ども達の困りごとだけでなく、ママの辛い状況も変えていきたい!という想いで活動をしています。
 
 
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2.ワーキングメモリーが原因!?うっかり行動の原因と相談できない理由

 
 
うっかり行動をしないように注意しているのに、何度も同じミスを繰り返してしまう。自分が困っていることを相談したいのに、うまく相談できない。
 
 
ママさんがうっかり行動を繰り返してしまうことや、周囲にうまく相談できないことは、脳のワーキングメモリーのはたらきが弱いことが原因かもしれません。
 
 
脳には、入ってきた情報を一時的に貯めておくと同時に、行動や物事を処理するために必要な情報かどうかを整理するワーキングメモリーという機能があります。
 
 
ワーキングメモリーは人によって容量の差があります。
 
 
容量の大きい人は覚えていられる情報の量が多く、逆に容量の小さい人は覚えていられる情報の量が少ないです。
 
 
例えばワーキングメモリーを机で例えると、大きい机にはたくさんの物を置くことができ、必要なときに机の上からすぐに取っていけます。
 
 
一方小さい机は置ける場所が少ないので、新たに物を置こうと思うとなにかを捨てなければならないという状態になってしまいます。
 
 

 
 
ワーキングメモリーが弱い人は情報を貯めておける容量が少ないため、新しい情報が頭の中に入ってくると、必要か必要でないかにかかわらず情報がどんどん抜けてしまいます。
 
 
そのため情報を覚えておくことができず、忘れ物をしたり、やらなければならないことを忘れてしまったりといった、うっかりミスが多くなってしまうのです。
 
 
また、ワーキングメモリーは情報を整理して行動や物事を処理するはたらきもあるので、ここが弱いと、自分の気持ちをうまく整理できなくて、気持ちと言葉を結び付けられず説明が苦手になることもあるんです。
 
 

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3.問題を一人で抱えるのは危険!うっかりさんに迫る二次障害

 
 
ワーキングメモリーは脳の前頭葉という部分にある機能で、ADHDの人は前頭葉の発達がゆっくりになる傾向があるため、大人になってもワーキングメモリーに苦手さを抱えている人が少なくありません。
 
 
過去の私と同じようにADHD傾向があるママは、失敗経験から自信をなくしてしまったり、ネガティブな気持ちがふくらみやすいことがあります。
 
 
そのため、自己肯定感も下がりやすく、傷ついている人も多いのではないかと思います。
 
 

 
 
ADHDの人のうっかり行動は、ワーキングメモリーの苦手さが引き起こしていることが多く、「しっかりやろう!」というやる気だけでは、なかなか解決できない問題です。
 
 
そのため、誰にも相談できず、一人で問題を抱え込んで、頑張りすぎてしまうあまり、うつ症状を発症するなど、二次障害に繋がってしまう危険性もあります。
 
 
二次障害が起きてしまうと、解決に時間がかかってしまいます。
 
 
そのため、お子さんだけでなくママ自身の困りごとも、今すぐ解決していく必要があります。
 
 

4.一人で頑張りすぎないで!ママさんが自信を取り戻す方法

 
 
ワーキングメモリーの苦手さから、うっかり行動が起こっている場合、一人で問題を解決することが難しいこともあります。
 
 
周りに迷惑をかけている、一人でうまくいかないと感じたら、問題や悩みを一人で抱え込まず周りの人とコミュニケーションを取って、自分の「うっかりさん」の特性を知ってもらいましょう!
 
 
自分の気持ちを表現することが苦手な方も、「私は抜けているときがあって~」「おっちょこちょいで~」のように、簡単に伝えておくだけでも困りごとがあったときに気付いてもらいやすくなります。
 
 
幼稚園、保育園、学校のママ友や仕事の仲間に、時には助けてもらいながら問題を解決していくことで失敗体験を減らしていき、少しずつ自信を取り戻していってください。
 
 

 
 
ママの気持ちは、子ども達に影響します。
 
 
ママが幸せで自己肯定感が高い家庭では子どもの自己肯定感も高くなり、逆にママが自信がなく自己肯定感が低いと子どもの自己肯定感が低くなるという研究結果があります。
 
 
ママが自信を持って笑顔で子どもと楽しく会話をすることが、子どもの脳を発達させて自己肯定感を高めていく一番の方法です。
 
 
うっかりママさんが自信を取り戻し、明るくなることで、子どもにも嬉しい気持ちを広げていきましょう!
 
 
 
 
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執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
 
 
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