思い通りにならないとすぐカッとなる子の対応に悩んでいませんか?イライラする日々から抜け出したい!笑顔で過ごせる時間を増やしたい!そんな願いが叶う、怒りっぽい子の脳に届くママの声かけ術をお伝えします。
1.思い通りにならずパニック 人のせいにばかりする息子に呆れていた日々
私には注意欠如・多動症(ADHD)の息子がいます。
息子はすぐカッとなり、顔を真っ赤にしながら怒る子でした。
例えば、折り紙で作品づくり中、思い通りの仕上がりにならずイライラ。
せっかく作った作品を、泣きながら破り捨てていました。
また、怒りの矛先を人や物にぶつけることも多く、思い通りに物事が進まないと、「 ママのせいでゲームに負けた! どうしてくれるの!?」 と私に八つ当たりすることはしょっちゅうでした。
さらに怒りがヒートアップしてくると 、リモコンやゲーム機を次から次へと投げ始めたのです。
妹が「お兄ちゃん怖い…」と私のもとに逃げてくるほど息子は荒れていました。
「ママのせいで!」と強い口調で責められる度に私もうんざり。

思い通りにならないことがある度に人のせいにしてイライラする息子に私自身も飲み込まれて、「ママのせいにするくらいなら、ゲームをやめなさい!」と厳しく𠮟りつけるという悪循環になっていました。
2.些細なことでブチギレ! ADHDキッズがすぐカッとなるのはなぜ?
ADHDキッズは、ちょっとした出来事が引き金でイライラが勃発します。
例えば、積み木を高く積んでいたのに崩れてしまったとき。
「 何でだよ!もう嫌だ!!」と言いながら積み木を床に投げつけるなどの行動が見られることがあります。
そんなとき、「そんな小さなことですぐイライラしないで!」と指摘することがあると思います。
特にADHDキッズは、このように思い通りにならないとすぐカッとなり怒り出す子が多いです。

3つの理由があります。
1.感情のコントロールが苦手
脳の感情を司る部分の発達がゆっくりなため、感情のコントロールが難しいです。
そのため、嫌な気持ちを感じたり、不快な思いをすると怒りが湧き上がり抑えられなくなってしまいます。
2.先を見通す力が弱い
「きっとこうなるだろう」と予測することが苦手です。
想定外の出来事があるとパニック状態になり怒り出します。
3.衝動性が強い
怒りの感情が湧いてから暴言が出るまでがとにかく早いです。
怒るとすぐに暴言が出てしまうので、暴言が出る前に自分の意思で止めることができません。
このような理由でADHDキッズはカッとなりやすいですが、実は理由はそれだけではないことがあります。
その理由を次に話します。
3.もしかして二次障害?怒りっぽい脳を穏やかにする重要性とは
子どもがすぐカッとなり怒るのは、二次障害を起こしている可能性があります。
二次障害は、周囲の大人から発達の特性を理解されないことが原因で起こります。
ADHDキッズは、自己中心的に見える行動や言動から、叱られたり注意されたりすることが多いです。

しかし、 叱られてもすぐにまた同じことをしてしまいます。
これは脳の働きからくる特性が引き起こしているので、本人は悪気があるわけではありません。
叱られ続けると些細なことにもイライラして、怒りっぽく攻撃的になります。
例えば、学校で別の教室に移動するとき、列の途中にサッと割り込んでしまうなどが見られることがあります。
これは、「今は待つ場面だ」「順番は守ろう」という判断をする前に、行動が先に出てしまうという脳の特性から来ています。
そのため、悪気はなかったり、ルール違反の意識がないまま行動になっていることが多いのですが、先生からは「ちゃんと並びなさい!」と注意を受けてしまいますよね。
このような自分勝手に見える行動をする度に何度も叱られ、本人は自信を無くしてしまうのです。
そんな学校での嫌な気持ちを抱えたまま帰宅するので、きょうだいが少しぶつかっただけで「ふざけんな!」と声を荒げ、手が出てしまうといった感じです。
二次障害への正しい対応が遅ければ遅くなるほど、 怒りっぽさが落ち着くまでに時間がかかってしまいます。
怒りっぽさを落ち着かせるためには、ママの声かけでのサポートが必要不可欠です。
4.怒り大爆発の子がみるみる落ち着くママの肯定の声かけ
それでは、すぐカッとなる子が穏やかになるママの声かけ方法をお伝えします。
①肯定の言葉をかける
普段からできていることや、やっていることに注目します。
「 おはよう! 自分で起きられたね」 「ご飯たくさん食べてくれてありがとう!」「もう歯磨き始めたの?早い !」
当たり前に見える行動を一つ一つ肯定し、 小さなできたを積み重ねていきます。
②気持ちに共感する
たとえ、お子さんが怒りながら「ママのせいだ!」と言ってきたとしても、感情は否定しません。
ママが安心できる一番の存在だからこそ、怒りをぶつけてしまうことがあるからです。
「嫌なことがあったんだね」と気持ちに共感することが大切です。

私が特に大事にしたことは、息子の当たり前に見える行動を肯定することです。
できていることを言葉で認めてあげることで、息子の表情が和らいでいきました。
すると、次第に息子は気持ちを言葉にできるようになり、怒りっぽさも落ち着ついていきました。
お子さんの怒りっぽさに悩んでいたら、ぜひこの対応をしてみてください!
「何回言っても動かない...」
「そのたびに自己嫌悪に...」
そこから抜け出すきっかけがわかる
3つの対応をまとめています👇
YouTube人気動画!ADHDタイプの子の脳を育てる基本の会話がわかる!
執筆者:青木華音
(Nicotto Projectアンバサダー)
ADHDキッズの怒りっぽさは、ママの日頃の関わりで和らいでいきます。すぐカッとなるお子さんの対応に悩んでいるママ! 正しい対応を学んで穏やかな生活に戻りましょう。メルマガで情報をお届けしているので、ぜひ登録してみてください!





