会話のキャッチボールができないADHDグレーゾーンの子どもへ。ママができる会話サポート術

ADHDキッズと会話のキャッチボールができないと感じることはありませんか?その背景には、脳の「前頭葉」のはたらきが関係していると言われています。子どもがスムーズに会話できるようになる、今日からできるママのコミュニケーションの工夫をご紹介します。
 
 

1.なぜ会話のキャッチボールができないの?ADHDキッズがスムーズに会話ができない原因

 
 
注意欠如・多動症(ADHD)のお子さんと話していると、「どうしてこんなに会話のキャッチボールができないんだろう」と感じることはありませんか?
 
 
ADHDキッズは、突然違う話題の話を始めたり、一方的に話し続けたりして、会話のキャッチボールができない状態になりやすい傾向があります。
 
 
その背景には、脳の「前頭葉」のはたらきが関係していると言われています。
 
 
「前頭葉」は、目や耳などから入ってきた情報を処理して、感情や行動をコントロールする役割を担当しています。
 
 
ADHDキッズは前頭葉の発達がゆっくりになる傾向があり、
・情報整理する力が弱い
・衝動的に話したい気持ちを抑えにくい
といった特徴が見られます。
 
 
 
 
その結果、
・会話のテンポについていけない
・思いついたことをすぐ話してしまう
・独特な解釈で話がかみ合わない
など「会話のキャッチボールができない」状態が起こりやすくなるのです。
 
 
会話のキャッチボールが苦手だと、お友達との交流がうまくできなかったり、意思疎通が正しくできないことからトラブルに発展したりと、集団生活を送る上での困りごとが増えてきてしまいます。
 
 
集団生活でのトラブルが続くと、「どうして自分だけうまく会話ができないんだろう」と自信を失くしていき、引きこもりや不登校などの二次障害に発展してしまうこともあります。
 
 
だからこそ、早めのサポートがとても大切です。
 
 
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2.え、何の話?ADHDグレーゾーン長男の困りごとエピソード

 
 
我が家の6歳ADHDグレーゾーンの長男も、まさに「会話のキャッチボールができない」タイプでした。
 
 
一緒に話していると、突然別の話題に飛んだり、話があちらこちらに散らばってしまい、「結局何を伝えたいの?」と分からなくなることがよくありました。
 
 
例えば、「園庭で鬼ごっこしたんだよ!Aちゃんはお休みでね!こないだ電車乗ったよね!」と、頭に浮かんだことを次々話すので、会話のキャッチボールが成立しません。
 
 
 
 
大人でも何を伝えたいのかを汲み取るのが難しい状態だったので、同年代のお友達にはもっと伝わりません。
 
 
周りの子の言葉が伸び始める年中くらいから、コミュニケーションのトラブルが増えていきました。
 
 
例えば、こんなトラブルがありました。
 
 
・「え、何の話?」と言われることが増えて、伝わらないことに落ち込んでしまう
 
 
・長男が途切れることなく話続けてしまい、お友達が長男とのコミュニケーションを取ることが嫌になってしまう
 
 
同じクラスのお友達とうまくコミュニケーションが取れず、長男は保育室の中で一人遊びをしたり、年下のお友達と遊ぶことが増えていきました。
 
 
本当は自分のクラスのお友達と遊びたいのに、上手くコミュニケーションがとれない長男の姿を見て、「早く会話のキャッチボールができるようにしてあげたい!」と強く思うようになりました。
 
 
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3.ママができる工夫!会話のキャッチボールを助ける会話サポート術

 
 
話したい内容を整理したり、衝動的に話してしまうADHDグレーゾーンの子には、会話にちょっとした工夫を入れたママのサポートがあると会話する力を伸ばすことができます!
 
 
ママが子どもと会話する時に工夫してほしいポイントは、
1.質問で流れを整理すること
2.最後に内容をまとめてあげること
 
 
例えば、子どもが「ゲームしたんだ!」と言った時は、
①「ゲームしたんだね!それは今日やったの?」(いつ)
②「今日ゲームしたんだね。誰としたの?」(誰が/誰と)
③「Aちゃんとゲームしたんだね!お部屋で遊んだの?」(どこで)
④「お部屋でゲームしたんだね。どんなゲームをしたの?」(どうした)
⑤「今日、Aちゃんとお部屋で〇〇のゲームをしたんだね。」(まとめ)
のように質問を重ねると、話が飛びにくくなり、会話のキャッチボールができない状況を防ぐことができます。
 
 
また、最後に内容をまとめて繰り返してあげるサポートをすることで、どのように伝えたいことを整理すればいいのかを学ぶこともできます。
 
 
 
 
我が家の長男もこの方法で、お友達との会話がスムーズになり集団活動でのトラブルがほとんどなくなりました。
 
 
今では「今日は年長クラス全員で、〇〇公園に行って鬼ごっこしたんだよ!」とその日の出来事を順序立てて説明できるように。
 
 
ADHDキッズは話題が豊富という大きな才能を持っています。
 
 
ママが子どもとの会話を少し工夫してあげることで、子どもの会話力はぐんと伸びていきますよ。
 
 
 
 
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執筆者:みやもとひろこ
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)
 
 
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